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5月26日に発売された、シゲリカツヒコさんの『なわとびょ~ん』は、ページをめくるたびに笑っちゃう、ユーモア【なわとび】絵本です。
先日、絵本のある暮らしを提案する雑誌「月刊 MOE(モエ)」(白泉社)さんが、シゲリカツヒコさんにインタビューしてくださりました!
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新型コロナウィルス感染防止のため、アクリル板をはさんでのインタビュー。
絵本に込めた想いや、絵を描いていたときの様子などを、楽しそうにお話しされていました。
ヨメルバでも、シゲリさんにお話をうかがいました。
――多くの人が子どもの時に熱くなった遊びの一つがなわとびだと思うのですが、今回のモチーフに「なわとび」を選んだ理由を教えていただけますか?
「おおなわとび」は、みんなで一緒に、できるだけたくさんの数をとぼうと盛り上がるのが楽しいのですが、連帯責任を感じてしまう遊びでもあるため、運動が苦手な子にとっては大変だろうな、と。そういう子たちを応援したいなと思って選びました。
あと、本来はなわとびなんてとばないような人(やモノ、動物)がとんだら、(絵として)おもしろいだろうな、って。
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――主人公のケンタが抱える苦手意識を、シゲリさんの緻密な筆致とユーモアたっぷりな内容で、克服していく過程が描かれています。今回のお話でこだわったシーンや展開はどこでしょうか?
ケンタとツヨシが二人でとんでいるシーンですね。
ケンタが、「絶対にひっかからないなわだから大丈夫」という思い込みでとべちゃっているというところを表現したくて。二人の表情は、何度も描き直しました。
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―――かえるの帽子をかぶった、なぞのおとこが出てきますが、“かえる”を選んだ理由を教えていただけますか。
“跳ぶ”ということで、かえるを選びました。
企画当初はもっとSF要素が強い、かえるがたくさん出てくる内容だったのですが、練っていくにつれて、子どものリアルな話に寄せるため、SFの要素を削いでいきました。その過程でかえるも減りましたね。
―――最後に、読者のみなさんにメッセージをお願いします。
とにかく笑っていただけたら。
読んだ皆さんが笑顔になってくだされば、それが一番嬉しいです。
インタビュー後に、原画も見せていただきましたよ。
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絵本の表紙となった原画。下の方に広がる、草の緻密さ!
絵本を手にする機会があったら、帯を外して見てみてくださいね。
シゲリさんのインタビューは、7月2日発売の『月刊 MOE 8月号』にも掲載される予定です。
MOE 公式ページ(白泉社) ▷ https://www.moe-web.jp/