【第2回TSUTAYAえほん大賞】柴田ケイコ『パンどろぼうvsにせパンどろぼう』が第1位、えがしらみちこ・玉置永吉『あなたの すてきな ところはね』が第6位を受賞！　

第１回TSUTAYAえほん大賞に引き続き「パンどろぼう」シリーズが第1位を連続受賞！

株式会社KADOKAWAが1月28日（木）に刊行した『パンどろぼうvsにせパンどろぼう』（作・柴田ケイコ）が「第2回TSUTAYAえほん大賞」の第1位を、3月18日（木）に刊行した『あなたの すてきな ところはね』（作・玉置永吉／絵・えがしらみちこ）が第6位を受賞いたしました。
『パンどろぼうvsにせパンどろぼう』は、本年9月に発表された第5回未来屋えほん大賞の大賞も受賞しており、W受賞の快挙となりました。

TSUTAYAえほん大賞とは

全国の、TSUTAYA・蔦屋書店の児童書に関わる担当者が
自分の子どもに読み継ぎたい・語り継いでいきたい
50 年後も読まれている作品をTSUTAYA で育てていきたい、という願いを込めて
直近１年間に出版された絵本の中から選出。
受賞作品を店頭展開で盛り上げ、先々、ロングセラーへと育てていく、えほん賞です。

柴田ケイコ氏 受賞コメント

この度は第2回TSUTAYAえほん大賞をいただきありがとうございます。
担当書店員の皆様、読者の皆様にも心から感謝申し上げます。
なかなかシリーズもので同じ賞をいただけることはあまりないと思っていたので
正直驚いております。今回のお話は前のお話に続いてもっと愉快でそしてどこかあたたかくなるようなお話を、と思ってあれこれ考えました。どうぞこれからもパンどろぼうシリーズで笑い、そして心の隅っこに少しでも何か残る作品になっていれば嬉しいです。ありがとうございました。

柴田ケイコ氏 プロフィール

高知県生まれ。絵本作品に、「めがねこ」シリーズ（手紙社）、「しろくま」シリーズ（PHP研究所）、『ぽめちゃん』（白泉社）などがある。好きなパンはチーズパンと、チョコのついたツイストパン。
https://www.shibata-illust.com/

『パンどろぼうvsにせパンどろぼう』ってどんな絵本？

にせパンどろぼう、あらわる！！　読み聞かせの楽しいユーモア絵本第２弾
パンどろぼう、それは世界中のおいしいパンを探しもとめる大どろぼう。
パン屋のおじさんにさとされて、りっぱなパン職人になりました。
ところが、世界一おいしい森のパン屋に、またしても事件の予感が……？

書誌情報

玉置永吉氏 コメント

この度は選んでくださりありがとうございます。
どこかのだれかじゃなく「あなた」がすてきだということ。
そして愛される存在だということを感じていただければ嬉しいです。
開けばいつでも寄り添える絵本。
50年後もそういう絵本でありますように。

玉置永吉氏 プロフィール

1980年和歌山県生まれ。会社勤めをしながらの音楽活動・作詞活動を経て『なんにでもレナール!』(絵・中川貴雄/教育画劇)で絵本デビュー。こわがりで自信がなく、新しいことに挑戦するのが苦手だった子どもの頃、両親から言われたのが「やってみないとわからんから、やってみたらええんや! やったらできるかもしれんし、だめだったらそれでも大丈夫や!」。その言葉に背中を押されて、イヤイヤながらもやってみるうちに「できるかできないか、ではなく、やるかやらないかなんだな」と思えるように。今では、面白そうなことはやってみるタイプ。

えがしらみちこ氏 コメント

この絵本をえらんでいただけてとても嬉しいです。
ただそこにいるだけでいいと言ってもらえる機会って、なかなかないよねと思います。
大切な誰かが、困難や逆境を前に立ちつくす時、おまもりとして寄り添える言葉を贈る。
そんなきっかけの絵本になれたらなぁと思っています。

えがしらみちこ氏 プロフィール

絵本作家・イラストレーター。1978年福岡県生まれ。主な絵本に『あなたのことが だいすき』(原案 西原理恵子/KADOKAWA)、『なきごえバス』(白泉社/MOE絵本屋さん大賞2016 パパママ賞第1位)、『あめふりさんぽ』(講談社)、『せんそうしない』(文 谷川俊太郎/講談社)、『しょうがっこうがだいすき』(作 うい/学研プラス)、『あいちゃんのひみつ ダウン症をもつあいちゃんの、ママからのおてがみ』(取材・文 竹山美奈子/岩崎書店)など。

『あなたの すてきな ところはね』ってどんな絵本？

●子どもたちの心を支える「ことばのお守り」
「あなたの すてきな ところはね」からはじまる本書を読みながら、
お子さんのステキなところをことばで伝えてみませんか。
成長とともに親の手を離れ、自分の世界を作っていく子どもたち。
不安なとき、悲しいとき、大人にはなにができるだろう。

子どもたちの成長を見守る大人たちの愛情がつまった作品です。

巻末には大切なひとの「ステキなところ」を書き込むスペースがあります。
数年後、数十年後に読み返したとき、
今とはまた違った、特別な一冊になっているはずです。

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