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火災の対処:姿勢を低くする本当の理由とは?『だれでもできる防災事典』第4回


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※第1~3回はこちらから

 

火災の対処:姿勢を低くする本当の理由

火災のときは、「煙の動き」を理解して「常に低い姿勢」で避難しよう

火事で亡くなった方の約半数は煙(一酸化炭素中毒と窒息(ちっそく))が原因といわれています。
 煙は上へ上へと逃げていく習性があるので、煙を吸わないように低い姿勢を維持し、ハンカチなどで口や鼻を覆って行動しましょう。
 また、煙は有毒ガスのため、火災現場で目を開けると強い痛みを感じますが、かがんで低い姿勢をとることで比較的視界もクリアになります。かがんで出口を確認して、低い姿勢を維持しながら避難することが大切です。



ポイント① かがんで行動する


ポイント② 壁伝いに行動する


 



助かる命を助けるために

壁伝いに玄関まで行く練習をする(慣れてきたら目をつぶって練習する)

初期消火がとても大切!

 火災発生直後から天井に火がまわるまでの間に火を消すことを「初期消火」といいます。
周囲に火災を知らせるとともに、消火器や水を使用してすばやく消火活動を行います。

周囲に火災を知らせる
 (大声を出す/119番)

逃げ遅れを確認する
 (視界がクリアな時に)

初期消火を行う
 (消火器や水をかける)

※①~③は、火災発生後約1~2分=初期消火の目安時間

火災現場から避難する

 屋内で火災が起きた場合、約3分で天井に火が燃え移るといわれています。天井に火がまわった時点で初期消火は限界となるため、火災現場から避難し、到着した消防隊に消火活動をまかせましょう。



第5回では、車の事故の対処:「車に幼児を乗せる」場合とは?を紹介します。(9月15日公開予定)


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