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参加型アートのワークショップを随時開催! 野生動物が暮らす痕跡を見つけ、つながりを感じよう【岩手県・盛岡市動物公園ZOOMO】『あてっこ どうぶつずかん だれ』といく 全国の動物園案内 No.10


『あてっこ どうぶつずかん だれ』に出てくる動物で、この施設で見られるのは・・・

 ▶サル、ウサギ、リス、フクロウ、カルガモ、キリン、シマウマ

※2023年9月22日時点の情報です。

 



 

リニューアルオープン! 盛岡市動物公園ZOOMO

2023年4月20日にリニューアルオープンした盛岡市動物公園ZOOMOは森林に囲まれた動物公園で、園内にも多くの林が残されています。野生動物が暮らす痕跡を見つけたり、昆虫採集ができたりと、他にはない自然環境豊かな動物公園です。たくさんのベンチやデッキテラスがあり、景色を楽しみながらのんびり過ごすことができます。
正面入り口までのアプローチには実物大の動物たちがシルエットになっており、メッセージを読みながら園内に入ることで、ZOOMOがどんな場所なのかを知ることができます。


盛岡市動物公園ZOOMO正面入り口


 

無料エリアでニホンザルを観察できる

入ってすぐのエリア「MONKEY COURT」は無料のエリアです。
他の動物園ではあまりない霊長類、しかも日本人になじみのあるニホンザルを一番最初に展示しています。展示場の後ろには林があり、その林を借景に、園内の間伐材を利用したタワーでお客様をお迎えします。


モンキーコート


 

身近な動物と出会える! 里山エリア

有料ゾーン最初のエリアは、日本人が昔から共に暮らしてきた里山の動物たちを展示しています。絵本や昔話にも出てきて名前もよく知っていて、姿を見かけることもある動物たちを、より間近で安全にじっくりと観察できることは、新たな発見だけでなく、魅力を感じることができると思います。
他の動物園とは違い、緑の多い広い展示場にいる動物たちは、野生にいる様子を容易に想像できるよう工夫しています。トウホクノウサギは夏毛や冬毛に変わっていく様子も観察することができます。


トウホクノウサギ


 

誤解が多い? ニホンツキノワグマ

里山エリアから鳥類ゾーンに進む交差地点で展示しているのはニホンツキノワグマです。岩手県は野生のツキノワグマの生息数が多く、出没も多いため認知度は非常に高い動物ですが、誤解も多い動物です。
ZOOMOでは食事観察やガイドを通じてクマとの共生を伝えるだけでなく、今後完成予定のシリアスゲーム「クマと僕らの物語」を作成し環境教育にも力を入れています。


二ホンツキノワグマ


 

ZOOMOのシンボルを見てみよう

ニホンキジやフクロウなど身近な鳥類を展示している鳥類ゾーンには、ZOOMOのシンボルでもあるニホンイヌワシを展示しています。大きなフライングケージで翼を広げると2メートルにもなる大きなニホンイヌワシが旋回する姿は、とても迫力があります。
野生のニホンイヌワシのつがいの数は35と日本有数。園のはるか上空を飛んでいることも確認されているニホンイヌワシを守っていくために、全国の動物園と協力して飼育個体の保全にも力を入れています。


二ホンイヌワシ


 

動物が間近に! 大迫力のサバンナエリア

こちらはアフリカに暮らす動物たちを展示しているエリアです。
キリンテラスはキリンの頭の高さにあるため、間近にキリンの表情を観察できるのがポイント。階段を下りると、今度はキリンと同じ高さの地面に立って、大きなキリンを見上げることができます。
キリンテラスはサバンナエリアの真ん中に位置しているため、反対側に回ればシマウマなどを間近で観察できます。キリンテラスと併設されているサバンナテラスを抜けると、大きなガラス張りのライオンデッキがあり、運が良ければ、大迫力のライオンに会うことができますよ!


サバンナエリア


 

カンガルーヒルで食事観察

広大な展示場内に入り込む「パススルー」という展示方法を採用しているカンガルーヒルでは、ゆったりと過ごすアカカンガルーを目の前で見ることができます。不定期で開催されるアカカンガルーの食事観察では、飼育スタッフのガイドとともに、アカカンガルーがご飯を食べる様子を観察できます。


カンガルーヒル


 

牧場エリアでワークショップに参加してみよう!

カンガルーヒルを抜けた先では、ポニーやウシ、ヤギなどの人との生活の関係の深い家畜を展示しています。ヤギやヒツジとふれあうことができる広場の横には、FARM INFOがあり、常駐するスタッフに動物のことなどを気軽に質問できます。
また、休憩スペースには来園するお客様にアートを通してZOOMOの理念「One World One Health」を伝えることを目的に、長友心平氏の協力により「ZOOMOのクジラ」が描かれています。
「ZOOMOのクジラ」には動物公園で亡くなった動物たちを描いています。さらに様々な生き物を描いていただくことで、自然界には複雑に絡み合ったつながりがあり、野生動物の保全においては何一つ欠けることなくお互いが必要であることや、ZOOMOの動物たちだけでなく環境について考えるきっかけになることを目指し、参加型アートのワークショップなども開催しています。


牧場エリア


 

カナダから来た希少動物たちのビクトリアエリア

盛岡市とカナダのビクトリア市が姉妹都市であることから、1989年(平成元年)の開園時にビクトリア市からピューマ、カナダカワウソ、オオツノヒツジが寄贈されて以来、北アメリカに生息する動物を展示しているエリアです。
オオツノヒツジは横浜の金沢動物園とZOOMOの2園だけ、カナダカワウソは、釧路市動物園、大洗水族館そしてZOOMOの3園館のみでしか飼育されておらず、ピューマの飼育園数も少ないことから、動物園ではあまり見ることができない動物種がそろっています。


ビクトリアエリア


 

動物だけじゃない! 自然を感じ、学ぶNATURELOOP

ZOOMOには、動物を観察する主なルート(ZOOLOOP)だけでなく、自然散策を楽しむルート(NATURELOOP)があり、トレッキングやトレイルランニングを楽しんでいただけます。タイミングが合えば、園内に暮らしている野生のニホンカモシカに会えることも。
山に入るマナーの普及啓発としてはじめたクマ鈴の貸し出しもありますので、安心して楽しむことができますよ。
園内に暮らす野生動物の痕跡を探す「ZOOMOに生息する野生動物たちの暮らしぶりをのぞき見!」という企画や、昆虫に特化したイベントも実施しているので、より深く自然環境を学びたい方にオススメです。

 


ネイチャーループ


 

最後はasHiato by ZOOMOでショッピング♪

園内を一周したら、ZOOMOBASE内にある直営ショップ「asHiato by ZOOM(アシアトバイズーモ)」に立ち寄ってみてください。
ここでは‟繋がる“をコンセプトに様々なオリジナルグッズを販売しています。ここでしか購入できないグッズもたくさんあるので、ぜひ思い出とともに持ち帰ってくださいね。


オリジナルグッズ


 

【施設紹介】

盛岡市動物公園ZOOMO(もりおかしどうぶつこうえんずーも)

TEL:019-654-8266
住所:〒020-0803 岩手県盛岡市新庄字下八木田60-18
開園時間:4月1日~10月31日 9:30~16:30 (入園は16:00まで)
     11月1日~3月31日 10:00~16:00(入園は15:30まで)
休園日:4月1日~10月31日の水曜日(ただし休園日が祝祭日の場合は開園)
    11月1日~3月31日の水・木曜日(ただし休園日が祝祭日の場合は開園)
    いずれも祝日法による休日に該当する場合は、直近の平日等を休園日に振り替える(ゴールデンウィークは除く)。
    12月29日~1月3日
入園料:大人(高校生以上) 1,000円  小中学生 500円
駐車場:普通車 300円  大型車 1,000円
交通:盛岡駅から盛岡駅東口5番乗り場 動物公園行きバスで約40分
   ※令和5年10月31日までのバス運行情報です。また、平日の運行は日時が限定されています。詳しくは岩手県交通インフォメーションセンターへお問い合わせください。

HP:https://zoomo.co.jp/
Twitter:https://twitter.com/moriokazoo
Instagram:https://www.instagram.com/moriokazoo.zoomo/
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LINE:https://page.line.me/764kcrku?openQrModal=true

読めば動物園に行きたくなる!
『あてっこ どうぶつずかん だれ』発売中♪


作・絵:あべ 弘士

定価
1,430円(本体1,300円+税)
発売日
サイズ
その他
ISBN
9784041134689

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