「君の名は。」「天気の子」の新海誠監督の作品を小説で! 最新作『すずめの戸締まり』つばさ文庫版大好評発売中
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ス ト ー リ ー
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私の名前は、鈴芽(すずめ)。17歳の高校生。
九州の静かな町で楽しく暮らしている。
ある日、見知らぬ青年に
「このあたりに、廃墟はない?」と聞かれた。
「ハイキョ?」ととまどう私。
彼、草太(そうた)さんは、
人がいなくなってしまった場所にある
「扉」を探して旅をしているらしい。
私は彼の後を追い、山の中の廃墟で古ぼけた扉を見つけた。
彼の言葉を思い出し、扉に手を伸ばしてみると――。
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不思議な扉にみちびかれた
私・鈴芽の全国をめぐる
“戸締まりの旅”が始まる!
登場人物
-
岩戸鈴芽
(いわと すずめ)九州の静かな町で、叔母と二人で
暮らす17歳の女子高校生。
広大な廃墟の中、幼い自分が草原を
さまよい歩く不思議な夢をよく見る。 -
宗像草太
(むなかた そうた)“災い”をもたらす扉を閉める「閉じ師」
として、日本各地に現れる扉を探し旅
をしている青年。扉のある
廃墟に向かう途中ですずめと出会う。 -
すずめの椅子
(すずめのいす)すずめが幼い頃に使っていた
子供用の椅子。
脚が1本欠けている。ある出来事をきっ
かけに、3本脚で動き出すようになる。 -
ダイジン
すずめの前に突如現れた、人の言葉を
話す謎の白い猫。
扉が開く場所に出没し、
すずめたちを翻弄する。
書 籍 情 報
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