猫たちがしゃべる!? ちょっと危険で、ワクワクする特別な夏のひとときを――。

短い時間で読めて、楽しめる「カドカワ読書タイム」シリーズの新刊が9月10日に発売となりました!「朝の読書運動(通称・朝読)」にも最適なので、ぜひみなさんも手に取ってみてください!
ベランダの秘密基地 ~しゃべる猫と、家族のカタチ~
著者 木村 色吹 イラスト 烏羽 雨
定価: 1,100円(本体1,000円+税)
<あらすじ>
気になる人と過ごす、猫たちがしゃべる特別な夏休み
夏休みの終わり頃、突如世界中で動物が言葉を話す現象が起きはじめ、高校一年生のカケルが飼っている猫、ハチコとモップもしゃべりだす。国はウイルスの可能性を考慮し、しゃべる動物の回収を決定。危険を感じたカケルは、ハチコとモップを家族から隠すため、ベランダに秘密基地を作ることを決める。それは、残り少ない、でも不思議な夏休みの始まりだった。
カケルは町で、クラスの気になる女子・井上さんと出会い、彼女の飼い犬、ハチミツもしゃべりだしたことを知る。強引に動物の回収を進めようとする組織や、カケルを優秀な兄と比較し冷遇する母から、ハチコとモップ、ハチミツたちを守っていく中で、カケルは自らの家族のカタチを問い直していく。
気になる人と過ごす、ちょっと危険で、でもワクワクする、特別な夏休み。

「カドカワ読書タイム」は、読書に慣れていない少年少女たちが「朝の読書運動(通称・朝読)」の時間に手に取りやすい本を届けたいという願いから生まれた、手軽に読める小説シリーズです。2020年6月の刊行スタート以降、毎月若年層に向けて新たなエンターテインメント読書を提供していきます。
公式サイトはコチラ▶カドカワ読書タイム