われわれ親世代のころはなかった宿題、そう自主学習。でもいまの小学生は学校から出される「課題が決まっている宿題」以外に、「自主学習」なる宿題があります。
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わが子の自主学習用ノート。まずは「自主勉強」を漢字で書けるようになってほしい……。
要するに自主的に学んだことをノートにまとめて提出する、というその名の通りの宿題なんですが、やってみるとこれがまぁ、クセ者です。「何をやってもいいんだから楽なもんだろう」と思うかもしれませんが、とんでもない。いざ、「自主的に学びなさい」と言われると何をやっていいものやら、結局、実際に取り組んだ時間よりも、「何をしようかな」とネタを考える時間の方がはるかに長くかかってしまいます。
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そこで、角川の集める図鑑GET!編集部が、図鑑を使った自主学習のネタを提供しましょう!
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図鑑GET!シリーズは、謎解きミッションやマメ知識が豊富で、どのジャンルも自主学習には向いているのですが、ここでは特に「絶滅動物図鑑」をおススメします。理由は、
① 生息地域別に整理されている
② 絶滅した時期がわかりやすい
③ 絶滅した理由が丁寧に説明されている
の3点。この3つをまとめるだけでも、立派な自主学習になります。
ドードーはどうして絶滅した?
ドードーを例に作ってみたいと思います。ドードーについては、『図鑑GET!絶滅動物図鑑』のP.150に掲載されています。
「どこで生きていたのか?」「いつ絶滅したのか?」「なぜ絶滅したのか?」などの情報は、データ欄にまとまっているので、まずはこちらを確認しましょう。
絶滅した理由は、「絶滅ストーリー」というコラムで、詳しく説明しているものもあるので、参考にしてみてください。
これらの情報を2ページの自主学習にまとめるとすると…
こんな感じ! 個人的に大切だと思うのは、「しらべる前に思ったこと」と「しらべたあとに思ったこと」。この2つを書くことで、新たな発見があると思います。参考図書も忘れずに書いてくださいね! 参考図書として書いておいていただければ、図鑑のページをコピーしてもOKです!
自主学習は、広げるよりも深ぼりする
ネタを考えるのに時間がかかってしまうのは、毎回新しいネタを探しているから。でもそうそう面白いネタが見つかるものではありません。だったら、前回の自主学習で気づいたこと、もっと知りたいと思ったことを続けて調べてみましょう。
例えば初回に「ドードー」の絶滅について調べたら、第2回は「ケナガマンモス」(P.131掲載)、第3回は「スミロドン」(P.110掲載)など、続けて絶滅について調べてみましょう。きっと夏休みのころには、自分だけの『絶滅動物図鑑』が出来あがりつつあるはずです。夏の自由研究にそのまま使えます!
『角川の集める図鑑GET!絶滅動物』には、絶滅の理由が気になる動物たちがたくさん載っていますよ!
それではみなさん、新しい学校、学年を楽しく迎えてくださいね!