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282人の子どもたちに実際に読み聞かせて作った絵本『6ぴきのカエルとひえひえのよる』1月27日発売!

株式会社KADOKAWAは、前作『かえるじゃん』にてデビューした若手絵本作家・つるたあきの最新作『6ぴきのカエルとひえひえのよる』を2022年1月27日に発売しました。



デビュー作の『かえるじゃん』は2020年第11回リブロ絵本大賞入賞。満を持して発売される本書に登場する6ぴきのカエルたちは、実在する6種のカエルをモデルに描かれており、ちょっぴりリアルでそれでいてユーモラスな魅力にあふれています。

冬眠することを忘れてしまったために「初めての冬」そして「初めての雪」を体験するカエルたちの姿は、すべてのことが「初めて」にあふれている子どもたちの姿に重なって見えてきます。カエルたちのおっかなビックリの初体験、お子さんと一緒に感じてみてください。

また、本書の制作過程において、保育園や幼稚園の先生方の協力を仰いで0~5歳までの園児282人に読み聞かせていただきました。子どもたちの反応や実際に読み聞かせしてみた感想などを事前にアンケート形式にておうかがいして、絵本づくりに活かしております。

保育園・幼稚園の先生たちからの感想

●雪の玉をつくって転がってしまうところが最高に盛り上がりました!(3歳クラス担当の保育士)

●場面ごとに強弱をつけて読むと、子どもをグッと引き込めます。(4歳クラス担当の保育士)

●生き物大好きな子どもたちなので、大好きなカエルの登場に最初から最後まで興味津々でした。(幼稚園園長)

●文字の大きさに合わせて声に大小をつけたりテンポを変えて読んだら、まねしている子もいて楽しそうでした。(3歳クラス担当の保育士)

●ゆっくりとていねいに“間”を大切にして読み聞かせました。読後「とうみん」についても子どもたちの生活に関連づけて話しました。(3歳クラス担当の保育士)

※「読み聞かせアンケート」より抜粋

また、発売に合わせて「読み聞かせのプロ」である声優の深水由美さんによるお手本読み聞かせ動画も公開中。期間限定で2/27までは、お話の全文を公開しております! ぜひお家での読み聞かせの参考にしてみてください。


【6ぴきのカエルとひえひえのよる おはなし内容】

「あれ? あれれ? テレビがつかないなぁ。でんわもつながらないし、ラジオもなーんにもきこえない」

6ぴきのカエルたちは大変なことに気づきました! 「ぼくたち とうみん しわすれてる!」



そんなカエルくんたちが、ふと外を見るとなんと雪景色! そうです。

毎年冬眠をするカエルは「ふゆ」を知らないのです。もちろん雪を見るのも初めて。



初めて見るもの、触れるもの。冷たかったりふわふわだったりで大よろこび!

でも、ちょっとはしゃぎすぎてしまったようで……。



大きな大きな雪玉をつくったカエルくんは、このあと大変なことに……!??

つづきは、実際の絵本でお楽しみください。

著者コメント

私の妹が物心ついた時からカエルが大好きで、一緒にカエルの絵本を読んだり調べて絵を描いたりしていくうちに、カエルの独特な顔やフォルムに面白さを感じ、気づけば私もカエル好きになっていました。今でも妹との会話は9割がカエルの話です(笑)。
この絵本には、6種のカエルが登場しますが、私が見ていて楽しいのは大きなおくちに小さなおめめのマルメタピオカガエルです。実際に家で飼っているのですが、絵本の中にも登場するお風呂のシーンのように目だけ水面からのぞかせている姿がとてもかわいらしいです。
絵を描いていて楽しいのは、真っ赤なおめめが魅力的なアカメアマガエルです。足を伸ばした時に見える模様も美しく、つい色々なポーズをさせたくなってしまいます。

著者プロフィール

つるた・あき
1994年生まれ。北海道おといねっぷ美術工芸高校、北海道教育大学岩見沢校卒業。主にカエルのイラストや物語を制作している。

書誌情報


作:つるた あき

定価
1,430円(本体1,300円+税)
発売日
サイズ
その他
ISBN
9784041120477

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