「発見と連想」をコンセプトにした体験型書店「ダ・ヴィンチストア」へ潜入してみました！

2020年11月6日（金）に「ところざわサクラタウン」がグランドオープン！ 日本最大級のポップカルチャー発信拠点として、イベントスペース、ショップ、レストラン、ミュージアムなどを展開する複合施設です。その中にKADOKAWA初の直営書店「ダ・ヴィンチストア」が誕生すると聞き、オープン直前のお店に潜入しました！
撮影：後藤利江　取材・文：大和田佳世

KADOKAWA直営書店ならではの刺激がいっぱい

ガラス張りの扉を入り、まず左手が「KADOKAWAコーナー」。年間約5千点とも言われるKADOKAWA発行の書籍や雑誌が、ジャンルごとにずらりと並んでいます。手前は「新刊・話題書」の本棚で、映画化された原作の小説や人気コミックの新刊など。「ダ・ヴィンチストア」小田川晃大店長に、店内を案内していただきつつお話を伺いました！

「直営店ならではのこのコーナーでは、刊行にあわせたキャンペーンやイベントなど、全国の書店に先駆けてテストマーケティングの場となるようなコーナーをめざしたいと思っています。絵本や児童書についても、新刊や話題になった本はこちらと、児童書コーナーの2か所で展開予定です」（小田川店長）

一方、右手はさまざまなジャンルのグッズを取り扱う「グッズステーション」。自社のキャラクターはもちろん『鬼滅の刃』関連グッズ、日本各所のアニメスポットと連動した“ここでしか買えないグッズ”の販売もあるとか。
「当施設最寄りの東所沢駅からこちらまでの歩道には、人気キャラが描かれた光るLEDマンホールが点在しますが、そのマンホールをモチーフにしたオリジナルの缶バッチも購入できますよ」（小田川店長）

左右のコーナーの間、通路になぜラーメンやカレーが……！？　と思ったら、全国のアニメ聖地から取り寄せた名産品が並ぶ「アニメツーリズム協会コーナー」でした。“ここで手に入るなんてびっくり”の名産品やグッズに出会えるかもしれません。

にこにこ笑いかけてくるあの顔は……！？

店内を進むと、中央の開けたスペースのあたりが児童書コーナー。入口からもにこにこ笑いかけてくるかわいいカラフルな顔が見えましたが、あれはまさか……！？　そう、発達心理学に基づいたヒット絵本シリーズ「Sassy」のキャラクターが描かれたフォトスポットでした！
「ここはイベントスペースで、オープンにあたって「Sassy」のフォトスポットを設置しました。360度どの角度からも撮影ができますし、お子さんたちが階段に座ったり、“いないいないばあ”や顔ハメもできて、幅広い方に楽しんでいただけると思います」（小田川店長）

絵本・児童書のコーナーは、「Sassy」シリーズをはじめ『はらぺこあおむし』や『いないいないばあ』などの定番絵本はもちろん、最近のベストセラーも並んでいます。
「小学生向けには「おしりたんてい」や「銭天堂」のシリーズ、角川まんが科学シリーズの「どっちが強い！？」も根強い人気がありますね。以前、小学生の職場体験を受け入れる書店担当者として子どもたちと接したことがあり、棚を作るときは彼らの顔が頭に浮かびました。あかちゃん絵本から小学生が楽しめるものまでさまざまな本を展開したいですね」（小田川店長）

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