「発見と連想」をコンセプトにした体験型書店「ダ・ヴィンチストア」へ潜入してみました！

「ダ・ヴィンチストア」のコンセプトは「発見と連想」

店内の奥スペースに広がるのが「発見×連想ギャラリー」。こちらの棚では、いわゆる一般的な「小説」「実用書」などの分類でなく、キーワードとなる「動作」をテーマに棚を構成。「暮らす」「遊ぶ」「旅立つ」など、「動詞」のキャッチコピーに合わせてジャンルを横断した本が集められています。たとえば……「生きる」の棚に、人気コミック『キングダム』と、リーダー論、働くための技巧書など、ビジネス書が並んでいるのが新鮮！
「通常、マンガと実用書は棚が切り離されることが多いのですが、ここは一緒に並べています。異なる書籍陳列から新たな視点が発見できたり、本との出会いにつながればと」（小田川店長）

特筆すべきは、店内の最も奥まった壁を占める「作家選書棚」。KADOKAWAにゆかりのある24名の作家や著名人の、それぞれの著作に加え、作家を志すきっかけとなった本や、かつて夢中になった本などが並べられているのです。
「お忙しい中、そうそうたる作家の方々がご協力くださり、ありがたい気持ちでいっぱいです。半年ほどで入れ替えとなる予定ですが、「作家選書棚」は続けていく予定です。他ではなかなか見られないラインナップに出会えると思いますので、ぜひ定期的にのぞいていただきたい棚です」（小田川店長）

雑誌『ダ・ヴィンチ』で連載を持つテレビ朝日アナウンサーの弘中綾香さん、『君の膵臓をたべたい』映画化が話題の新進作家・住野よるさん、また「涼宮ハルヒ」シリーズの谷川流さんや「Re:ゼロから始める異世界生活」シリーズの長月達平さんなど人気ライトノベル作家、吉崎観音さんやたかぎ七彦さんらマンガ家の直筆メッセージも寄せられ、24名の方々の世界観に浸れる、ファンには贅沢な棚になりそう！

子どもから大人まで……最後にたどりつく知の楽しみコーナー「EDIT TOWN QUBE（エディットタウン・キューブ）」

実は先ほど通りすぎた絵本・児童書コーナーの向い側が「EDIT TOWN QUBE（エディットタウン・キューブ）」のコーナー。角川武蔵野ミュージアムの館長・松岡正剛氏が手がける実験的書店空間です。角川武蔵野ミュージアム館内の「EDIT TOWN」という選書コーナーと連携したこちらの書棚はとにかくユニーク！
陳列方法がちょっと変わっていて、一見無造作に、奥と手前に縦横に積んで並べてあったり、椅子があったり、だれかの書斎にまぎれこんだようでわくわくします。それでいて知の蓄積も伝わってくる重厚なラインナップ。松岡氏が提唱する読書スタイル「本は3冊の並びで読む」をコンセプトに、3冊ひと組で販売する「三冊包帯」のセットもあり、知的好奇心をくすぐられます。

「お客さんが気に入った本を手に取って、元の棚に戻そうとしても戻すのが大変なくらい、特殊な並び方をしていると思います（笑）。でもその大変さも含めての面白さで、本好きにはたまらない独特の空間ではないでしょうか。個人的には、絵本の棚からはじまって、さまざまなジャンルの本を見て、奥の「発見×連想ギャラリー」も楽しんでもらい、最後にこちらの「EDIT TOWN QUBE」にたどり着いてもらえたら、いちばんこの本屋ならではの楽しみを味わえるのではないかなと思っています」（小田川店長）

いかがでしたか？　子どもから大人まで、レアな発見、楽しみが盛りだくさんの体験型書店「ダ・ヴィンチストア」。広々とした店内はベビーカーで訪れたい方にもぴったりです。
現在、オープン記念キャンペーンも実施中です。
＜１＞KADOKAWA刊行の児童書をご購入の方全員に「Sassy」のシールを1枚プレゼント！
＜２＞「Sassy」シリーズを含む2,000円（税込）以上の書籍をご購入いただいた方にリストラトルをランダムでプレゼント！
（＊なくなり次第終了です）

出産祝いや誕生祝いを検討中なら、何冊か選んで、かわいい「Sassy」のギフト袋でプレゼント……なんてこともできちゃう。この機会にぜひ「ダ・ヴィンチストア」の絵本・児童書コーナーに立ち寄ってみてくださいね。いい本との出会いがありますように！