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夏休みももう後半。毎年この時期多くの小学生の保護者の頭を悩ませる、最も苦労する課題の1つが子どもの自由研究…。
ということで、この記事では『まんがで名作 ロウソクの科学』からおうちでできる自由研究ネタをご紹介します♪
実験を始める前に
ノーベル化学賞受賞・吉野彰さんも読んでいた『ロウソクの科学』(ファラデー著)には、丁寧に観察をすることで、物質には色々な状態があることを発見できる、とあります。
ここでは、絶賛発売中の『まんがで名作 ロウソクの科学』の中で行われる実験を実際にお見せします。家庭でできる実験方法も紹介しているので、ぜひやってみてください。
※手順をよく読み、安全に注意して行いましょう。小さい子は大人に手伝ってもらいましょう。
第4回 酸素の力はすごいのだ
ここでは水から酸素を取り出し、酸素がどんな力を持っているのか確認します。電気のプラスとマイナスの電極を、それぞれ水につけます。電気を流すと、一方から水素が、もう一方から酸素が出てきます。水の成分は水素と酸素なのです。取り出した酸素の中に火を入れると、激しく燃えます。
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電気のプラス極、マイナス極を使って、水から水素と酸素を取り出す実験装置。
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水につけた電極の、マイナス極からは水素が、プラス極からは酸素がそれぞれ出てくる。
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小さな火を、水から取り出した酸素の中に入れると、おどろくほど激しく燃焼する。
実際に実験してみよう!
<用意するもの>
・市販されている缶入りの酸素
・ロウソク…1本
・ロウソクの入る容器…1個
・容器のふた
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①容器に酸素をたっぷり入れる。
②火の点いたロウソクを容器に入れる。
③ロウソクの炎が大きくなるのを観察する。
このように、酸素には物を燃やすはたらきがあることが確認できます。
観察した様子などをノートにまとめてみましょう!
その他の実験はコチラ!
①水は上を目指すのだ
②自然に消えるロウソク
③水の力で缶がへこむ!?
⑤空気は意外と重いのです
⑥身体の中は燃えている!?
絶賛発売中!
角川まんが学習シリーズ まんがで名作 ロウソクの科学
手品? 魔法? いえいえ、それは科学なのです
火から水を取り出したり、空気が物を壊したり――身近な物こそ不思議がいっぱい! これまで成しえなかった名著のコミックがついに実現! 多くの科学者たちに愛された名講演をぜひその目で確かめてください。
原著:マイケル・ファラデー 作画:長田 馨
- 【定価】
- 968円(本体880円+税)
- 【発売日】
- 【サイズ】
- 四六判
- 【ISBN】
- 9784041095829