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おうちでできる科学実験を『ロウソクの科学』から紹介!①水は上を目指すのだ


夏休みももう後半。毎年この時期多くの小学生の保護者の頭を悩ませる、最も苦労する課題の1つが子どもの自由研究…。ということで、この記事では『まんがで名作 ロウソクの科学』からおうちでできる自由研究ネタをご紹介します♪

実験を始める前に
ノーベル化学賞受賞・吉野彰さんも読んでいた『ロウソクの科学』(ファラデー著)には、丁寧に観察をすることで、物質には色々な状態があることを発見できる、とあります。
ここでは、絶賛発売中の『まんがで名作 ロウソクの科学』の中で行われる実験を実際にお見せします。家庭でできる実験方法も紹介しているので、ぜひやってみてください。
※手順をよく読み、安全に注意して行いましょう。小さい子は大人に手伝ってもらいましょう。

第1回 水は上を目指すのだ

まずは第一講で出てくる毛管引力の実験です。現在は毛管現象と呼ばれています。これは布や糸、小さなつぶの間などの細いすき間を、表面張力という引っ張り合う力を使い、液体が進んでいく現象のことです。


すきとおった、ただの水でも実験はできるが、水に色をつければ変化がはっきり見える。


水はいつも上から下に流れていくけど、毛管引力を使えば上にも進んでいく。


実際に実験してみよう!

<用意するもの>
・ぼく汁、食紅などで着色した水
・着色した水を入れる容器…1個
・ティッシュペーパー



①ティッシュペーパーを水にひたす。
②水が上がってくるのを観察する。

このように、表面張力によって毛管現象が生じて液体が吸い上げられる様子が確認できます。
観察した様子などをノートにまとめてみましょう!

その他の実験はコチラ!

②自然に消えるロウソク
③水の力で缶がへこむ!?
④酸素の力はすごいのだ
⑤空気は意外と重いのです
⑥身体の中は燃えている!?

絶賛発売中!
角川まんが学習シリーズ まんがで名作 ロウソクの科学

手品? 魔法? いえいえ、それは科学なのです
火から水を取り出したり、空気が物を壊したり――身近な物こそ不思議がいっぱい! これまで成しえなかった名著のコミックがついに実現! 多くの科学者たちに愛された名講演をぜひその目で確かめてください。


原著:マイケル・ファラデー 作画:長田 馨

定価
968円(本体880円+税)
発売日
サイズ
四六判
ISBN
9784041095829

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