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おうちでできる科学実験を『ロウソクの科学』から紹介!③水の力で缶がへこむ!?


夏休みももう後半。毎年この時期多くの小学生の保護者の頭を悩ませる、最も苦労する課題の1つが子どもの自由研究…。
ということで、この記事では『まんがで名作 ロウソクの科学』からおうちでできる自由研究ネタをご紹介します♪

実験を始める前に
ノーベル化学賞受賞・吉野彰さんも読んでいた『ロウソクの科学』(ファラデー著)には、丁寧に観察をすることで、物質には色々な状態があることを発見できる、とあります。
ここでは、絶賛発売中の『まんがで名作 ロウソクの科学』の中で行われる実験を実際にお見せします。家庭でできる実験方法も紹介しているので、ぜひやってみてください。
※手順をよく読み、安全に注意して行いましょう。小さい子は大人に手伝ってもらいましょう。

第3回 水の力で缶がへこむ!?

生活するうえでとても大切な水。その水は温度によって姿を変えます。水と呼ぶときは液体、水蒸気のときは気体、そして氷という固体にもなります。ここでは、水から変化して体積を増やした水蒸気が、水にもどるときの大きな変化を観察していきましょう。


まずはじめにフラスコの水を沸騰させて、水蒸気を発生させる。


フラスコからふき出す水蒸気を、ふたをして密閉できる缶の容器にためていく。


容器に冷たい水をかけると、中の水蒸気が水にもどって体積を変え、容器はつぶれる。


実際に実験してみよう!

<用意するもの>
・水の入ったやかん…1個
・ふたのできるアルミ缶…1個
・冷たい水…適量




①やかんを火にかける。
②沸騰したらやかんから出る水蒸気をアルミ缶に集める。
③水蒸気の入ったアルミ缶に冷たい水をかける。
④アルミ缶がつぶれる様子を観察する。

このように、水の体積が変化する様子が確認できます。
観察した様子などをノートにまとめてみましょう!

その他の実験はコチラ!

①水は上を目指すのだ
②自然に消えるロウソク
④酸素の力はすごいのだ
⑤空気は意外と重いのです
⑥身体の中は燃えている!?

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手品? 魔法? いえいえ、それは科学なのです
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原著:マイケル・ファラデー 作画:長田 馨

定価
968円(本体880円+税)
発売日
サイズ
四六判
ISBN
9784041095829

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