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夏休みももう後半。毎年この時期多くの小学生の保護者の頭を悩ませる、最も苦労する課題の1つが子どもの自由研究…。
ということで、この記事では『まんがで名作 ロウソクの科学』からおうちでできる自由研究ネタをご紹介します♪
実験を始める前に
ノーベル化学賞受賞・吉野彰さんも読んでいた『ロウソクの科学』(ファラデー著)には、丁寧に観察をすることで、物質には色々な状態があることを発見できる、とあります。
ここでは、絶賛発売中の『まんがで名作 ロウソクの科学』の中で行われる実験を実際にお見せします。家庭でできる実験方法も紹介しているので、ぜひやってみてください。
※手順をよく読み、安全に注意して行いましょう。小さい子は大人に手伝ってもらいましょう。
第5回 空気は意外と重いのです
普段は気にしませんが、実は空気にも重さがあります。まず空気を入れた風船と分銅をつり合うように天秤にのせます。次に風船に空気を追加して再び天秤にのせると、つり合いません。
実は第三講の実験でアルミの缶がつぶれたのも、空気の重さによるものなのです。
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風船に8割ほど空気を入れて天秤にのせ、その後天秤がつり合うように分銅をのせる。
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風船を再び手に取り、いっぱいになるまで追加で空気を注入する。
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風船を再度天秤にのせると、つり合いがとれず、風船が空気で重くなったことがわかる。
実際に実験してみよう!
<用意するもの>
・風船…2個
・竹ひご…1本
・たこ糸
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①竹ひごとたこ糸で天秤を作る。
②天秤の両端に空気を入れた風船をつける。
③どちらか一方の風船の空気を抜く。
④天秤がどのように動くか観察する。
このように、空気には重さがあることが確認できます。
観察した様子などをノートにまとめてみましょう!
その他の実験はコチラ!
①水は上を目指すのだ
②自然に消えるロウソク
③水の力で缶がへこむ!?
④酸素の力はすごいのだ
⑥身体の中は燃えている!?
絶賛発売中!
角川まんが学習シリーズ まんがで名作 ロウソクの科学
手品? 魔法? いえいえ、それは科学なのです
火から水を取り出したり、空気が物を壊したり――身近な物こそ不思議がいっぱい! これまで成しえなかった名著のコミックがついに実現! 多くの科学者たちに愛された名講演をぜひその目で確かめてください。
原著:マイケル・ファラデー 作画:長田 馨
- 【定価】
- 968円(本体880円+税)
- 【発売日】
- 【サイズ】
- 四六判
- 【ISBN】
- 9784041095829