
体験型理科図鑑『ひらめく理科』が好評発売中!
この連載では、図鑑に載っている観察や実験を紹介していきます。夏休みの遊びや自由研究の参考にしてみてくださいね。
第5回のテーマは「電気を通すものを探してみよう!」です。
簡単な電気回路をつくって、電気を通すものを調べてみましょう。電気が流れる仕組みを理解できるようになります。
電気を通すものを探してみよう!
所要時間:60分
用意するもの:豆電球(※)、導線、単三乾電池、アルミホイル、厚紙、画用紙、セロハンテープ、電気を通すかどうか調べたいもの
※白熱豆電球でもLED豆電球でもOK!
電気が流れる「回路」をつくろう!
左側の写真のように、回路をつくりましょう。
電池と導線は、セロハンテープでつけます。スイッチは、厚紙にアルミホイルを巻いて、導線をセロハンテープでつけてつくります。
スイッチのアルミホイルを合わせると、右側の写真のように、電気が流れて明かりがつきます。
<注意!> 豆電球をつなげずに、電池の+と-を導線で直接つなぐと、ショートして高温となり危険です。
スイッチを片方ずつ持って、くっつけて電気をつけてみましょう。
つくった回路を使って、調べてみよう!

折り紙、スポンジ、軍手、クリップ、コイン、はさみなど、身の回りにあるものにスイッチをあてて、電気が通るかどうか調べてみましょう。
スイッチをあてる前に、電気を通すか通さないか予想してみると、学びが深まります。


金の折り紙は、そのままそっとあてても電気を通しにくいです。表面の塗料を削ったり、スイッチを強くおしつけたりすると、電気を通しやすくなります。
銀の折り紙や、ほかの色の折り紙はどうかも試してみましょう。
チャレンジした実験や観察は、記録に残しておくと学びが深まります。
『ひらめく理科』には、「ひらめく かんさつシート」と「ひらめく じっけんシート」をダウンロードできる特典がついています。自由研究や自主学習の宿題にもぜひ活用してください。

『ひらめく理科』では、ほかにも楽しい体験をたくさん紹介しています。興味のあるものを見つけてチャレンジしてみてくださいね。