
体験型理科図鑑『ひらめく理科』が好評発売中!
この連載では、図鑑に載っている観察や実験を紹介していきます。夏休みの遊びや自由研究の参考にしてみてくださいね。
第4回のテーマは「塩で絵をかこう!」です。
水に溶けたものが消えていないことは、蒸発によって確かめることができます。塩水を使って絵をかくことで、塩が残るところを見てみましょう。
塩で絵をかこう!
所要時間:60分
用意するもの:水100mlに、塩36gを溶かした塩水(※)、筆、黒い紙
※塩は溶けきらなくてもOK!
① 塩水をしみこませた筆で、黒い紙に絵をかく。

② 水分が乾くまで置いておく。

③ 塩が白い線になって浮き出る!

◆もっとやってみよう!
容器に入れた塩水の水分を蒸発させて、塩の結晶を観察しましょう。
① 水100mlに、塩10gを溶かした塩水をスプーンで2~3杯すくい、日の当たる場所に置いておく。

② 30分後、水が少なくなって塩が出てくる。

③ 1時間後、水がなくなって塩だけが残る。

④ 残った塩を虫めがねで観察すると、結晶ができていることがわかる。

チャレンジした実験や観察は、記録に残しておくと学びが深まります。
『ひらめく理科』には、「ひらめく かんさつシート」と「ひらめく じっけんシート」をダウンロードできる特典がついています。自由研究や自主学習の宿題にもぜひ活用してください。

次回以降も楽しい実験や観察を紹介します。お楽しみに!