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おうちでかんたん!モンテッソーリ 第9回:特別編 おうち時間の過ごし方

1日のスケジュールをお子さん自身に作ってもらいましょう。



【秩序感】

乳幼児期は、子どもには秩序の敏感期がありました。ですから外的な秩序「いつもと同じ」ということがとても大切でした。6歳を過ぎると、敏感期がなくなるために、秩序感は必要なくなるのでしょうか?

いいえ、6歳を過ぎ児童期に入っても、秩序感は大きな助けになります! 児童期の子たちは論理的に物事を考えるようになり、外側は一見だらしなくなったように見えても頭の中はとても整然としているのです。内面の秩序感は以前よりも鋭くなっているといえます

・1日のスケジュールがはっきり決まっていること

・何をすればよいのか、はっきりとわかること

・自由(してもよいこと)と制限(何分までとか、何時からなど)がはっきりしていること

などは、幼児期はもちろん、児童期の子どもたちにとっての安定にもつながります

 

【スケジュールの立て方】

この時にとても大事なポイントは、自分で決める(選択する)ということ。大人が一方的に何時までは勉強! 何時からはゲーム! というように決めてしまっては、納得して行うことができません。そもそも家の中に閉じこもっているということ自体にストレスを感じていると思うので、さらに一方的にさせられるという状況に強く反発します。

ですが、自分で決めたことは、誰かが決めたことよりもはるかに「守ろう」という気持ちにつながります。例えば、あらかじめホワイトボードなどにその日にしなければいけないことを書き出しておいて、自分で順番に番号を振らせるなども良いと思います。

 



子どもが自分で「これならできそう!」と納得して過ごせるように、ご家庭ごとに工夫できるといいですね! 以上、「モンテッソーリ的なおうち時間の過ごし方のアイデア」でした。繰り返しになりますが、今はみんながストレスのある毎日を送っていると思うので、どうぞ無理のない範囲で。まずは「家族の心と体の健康を守る」ことを第一に、余裕が出てきたらちょっぴり工夫しながら、日々を過ごしていきましょう!

 

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