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先取りの極意!小4受験生に最適なKADOKAWAの『日本の歴史』


先取りの極意!小4受験生に最適なKADOKAWAの『日本の歴史』

小学生にイチオシの「東大流」歴史まんが

中学受験の大手塾では5年生の9月から社会の歴史分野が始まります。5ヶ月間、全19回とハイペース。子どもはもちろん、保護者から見てもハードスケジュールで歴史のカリキュラムが進んでいきます。その前に少しでも下地ができていれば、余裕をもって授業に臨むことができます。歴史の先取り学習に適した教材はあるのでしょうか。

おすすめは「歴史まんが」です。
日本史というと「一問一答」や「年号の語呂合わせ」など暗記科目のイメージが強いと思います。しかし最近は詰め込み教育の弊害を訴える声や大学入試改革の影響を受け、中学受験の日本史も大きく変わっています。年号や重要事項の丸暗記だけでは解けません。与えられた史料を読み取り、歴史的背景理由を考えて答えさせる出題がここ数年で急激に増えてきました。

そのため時代ごとに細かい知識を詰め込む「点」の学習ではなく、「日本の歴史」という大きな流れを理解する「線」の学習が求められています。角川まんが学習シリーズ『日本の歴史』は「歴史の大きな流れをつかむ」ことはもちろん、「人物を中心にした物語」に主眼を置いて全体の構成が考えられている点がポイントです。

「人物」を軸にした学習で、苦手意識の発生を防ぐ

小学生が中学受験の歴史に苦手意識を持つ大きな要因のひとつが「対立構造」「因果関係」の把握です。
歴史の事件・出来事には必ず登場人物(または国)同士の対立構造と因果関係があります。5W1H(いつ・どこで・だれが・なにを・なぜ・どうやって)を意識しながら歴史を学ぶ必要がありますが、残念ながら市販教材や塾のテキストの文章では、小学4年生がきちんと理解するのは困難です。それに対し、角川まんが学習シリーズ『日本の歴史』は複雑に対立する人間関係をわかりやすく描いています。例えば、さまざまな立場の考え方が入り乱れる江戸時代末期をヨコ軸の外交面「開国派」「攘夷派」とタテ軸の国内政治「倒幕派」「佐幕派」「公武合体派」でわかりやすく1ページにまとめています。表紙裏の「人物相関図」を眺めてWho(だれが)を固めたうえで、まんが本編を通して5W1Hを意識した歴史の流れを学ぶことができます。



さらに角川まんが学習シリーズ『日本の歴史』の大きな特長として、史実の人物像に近いタッチで描かれていることが挙げられます。最近はアニメやゲームなどの影響を受け、デフォルメされたキャラクターが登場する学習まんがが増えてきました。特に戦国大名や武将は学校の教科書に出てくる肖像画とは大きく違う描かれ方をされています。それらのようにデフォルメされた歴史上の人物に慣れ過ぎてしまうと、歴史資料集の人物と同一視するのが難しくなってしまいますが、KADOKAWAの『日本の歴史』ならばその点も安心です。各巻巻頭にある「歴史写真館」にはカラー資料がたくさん掲載されているので、まんが本編と歴史写真館を見比べてみると、おもしろい発見があるかもしれません。



4年生におすすめのパート

特に4年生に読んで欲しいのが、江戸時代後期以降を描いた11巻から15巻です。
織田信長・武田信玄・上杉謙信・明智光秀など魅力的な戦国大名や武将が戦いを繰り広げる戦国時代と違って、江戸時代後期以降の近代史は小学生にとって馴染みが薄いため、近代史を苦手とする子が多く見られます。しかし、中学入試の頻出分野は「江戸後期・明治・大正・昭和」です。政治と経済の急速な近代化、その輝かしい発展の裏で増大する国内外の問題。登場人物も急に増え、それぞれの思惑や対立構造も更に複雑化します。

小学生は新聞やテレビのニュースで政治のトピックに触れる機会が少ないため、最初は人物を追いかけるだけでも苦労するものですが、『日本の歴史』は各時代の登場人物の対立構造をわかりやすく丁寧に描き、理解を助けてくれます。

また、明治維新以降になると舞台は日本だけでなく世界に広がり、アメリカ・ロシア・イギリス・ドイツ・フランスなど各国が密接に関係してきます。



2022年度以降に高校で必修化が予定されている「歴史総合」の視点を別巻の『よくわかる近現代史』はひと足早く取り入れ、日本史と世界史を織り交ぜた内容になっています。激動の時代の中、世界を舞台に活躍する日本人を丁寧に描いたまんがを通し、近代史に興味を持つ子も多いのではないでしょうか。

「地理・歴史」の複合問題に対応するために

角川まんが学習シリーズ『日本の歴史』は中学受験地理にも役立ちます。地理の学習をしていると、各都道府県にまつわる史跡・遺跡や歴史上の人物が頻繁に登場します。世界遺産に登録されている法隆寺(奈良県)・富岡製糸場(群馬県)・平泉(岩手県)などは、歴史と絡めて覚えることでしっかりと記憶が定着し、忘れづらくなります。

さらに、最近の中学入試の傾向として、「地理」と「歴史」を独立した分野として出題するのではなく、「地理・歴史」の複合問題として出題する中学校が増えてきました。たとえば『日本の歴史』13巻では、なぜ八幡製鉄所が現在の福岡県北九州市に造られたのかが描かれています。地理の勉強をしながら歴史まんがを読むことで「地理・歴史」の複合問題にも対応できる視野が自然と養われ、単に記憶が定着する以上の効果が期待できます。



受験国語の頻出テーマ「戦争」を捉える教材として

角川まんが学習シリーズ『日本の歴史』は社会だけでなく、国語にも役立ちます。例えば、国語の読解問題として「戦争」をテーマとした物語文が出題されることが多くあります。しかし、いまの子ども達の周りには物が豊富にあふれ、「戦争」は遠い世界のお話です。特に低学年の子どもにとって「戦争の悲惨さと飢え」はイメージしづらく理解するのも難しい問題です。

『日本の歴史』15巻の主な舞台は第二次世界大戦。自分たちと同じ年頃の都市部に住む子ども達が集団で農村に疎開し、親元を離れ貧しく不自由な生活を送る姿が描かれています。そして東京大空襲と広島・長崎への原爆投下。「戦争」をテーマにしたドラマ・映画もありますが、小学生には刺激が強すぎる描写があります。まずは歴史まんがを通して「戦争と平和」について親子で考えたいですね。



歴史まんがの「挫折」を防ぐために

角川まんが学習シリーズ『日本の歴史』は全15巻に『よくわかる近代史』全3巻と『歴史まるわかり図鑑』が加わった全19冊。いきなり第1巻から読み始めると、途中で挫折する可能性が高いです。
そこで、まずは子どもが好きな歴史上の人物が活躍する時代から。歴史に興味を持ち始めたら、歴史の大きな流れをつかむために第1巻から読むことをおすすめします。
KADOKAWAの『日本の歴史』は中学受験だけでなく、大学受験にも対応しています。小学生、中学生、そして高校生と繰り返し読むことで、新しい発見がありますよ。

マロン
ブロガー。「中学受験ドットコム」(https://中学受験.com/)を運営。中学受験の家庭学習、おすすめ問題集、塾選び、最新の中学入試情報を毎日更新。

 

豪華3大特典つき!全19巻セット発売中!

歴史の流れがおもしろいほどよく分かる角川まんが学習シリーズ『日本の歴史』全15巻に、別巻4冊がプラスさされた19巻セット。
これで、日本の歴史がますますわかる、好きになる! しかも今なら3大特典つき!

※3大特典つきセットはなくなり次第終了します。

特典① 戦国すごろく
応仁の乱から大阪夏の陣までの歴史的な出来事を再確認しながら遊べます。目ざせ天下統一!



特典② 近現代史まるわかりすごろく
家族や友だちといっしょにくり返し遊ぶだけで、むずかしい近現代史の流れが自然に身につきます!



特典③ 戦国武将のぼり旗しおり定規
織田信長・豊臣秀吉・明智光秀は家紋を使用! 武田信玄・真田幸村はリアルなのぼり旗を再現!



監修:山本 博文

定価
本体15200円(税別)
発売日
サイズ
その他
ISBN
9784041088326

 

 

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