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ひな人形はなぜ早く片付けなきゃいけないのか? 頭のいい子が育つ、パパ・ママの雑学 第6回

我が子に尊敬されたい! 生活の知恵を授けたい! そんなパパ・ママのために「学校では習わないけどタメになる雑学」を選りすぐってご紹介! 今回は「ひな祭り」にまつわるこんな雑学。「ひな人形は早く片付けなきゃいけない」と言われている理由をお届けします。

 

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3月3日のひな祭りは、女の子の健やかな成長を祝う行事として、上流社会では室町時代から、庶民の間では江戸時代中頃から盛んになりました。旧暦で桃の花が咲く頃にあたるため、「桃の節句」とも呼ばれます。 女の子のいる多くの家ではひな人形を飾りますが、「早く片づけないと結婚できなくなる」とか、「お嫁に行き遅れる」といったことを、耳にしたことはないでしょうか。このような言い伝えができた理由は諸説ありますが、なかでも、ひな祭りのもともとの姿に原因があるという説が一般的です。  

古くはひな祭りとは、自分の心や身体にたまった「ケガレ」を人形に託して、川や海に流すことで災厄をはらう風習でした。このとき流す人形は、紙やわらでできた簡単なものでしたが、 江戸時代になって人形を作る技術が発達すると、流さずにしまっておき、くり返し飾られるようになりました。そうした変化の中で、人形を川や海に流すかわりに、「早く片づけなければケガレが残ってしまう」という新たな解釈が生まれ、このような言い伝えができたといわれています。

中経の文庫「頭のいい子が育つママの雑学」(KADOKAWA2013年刊行)より

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頭のいい子が育つママの雑学

監修:多湖 輝(たご・あきら)

1926年、スマトラ島生まれ。東京大学文学哲学科卒(心理学専攻)、同大学院修了。千葉大学名誉教授。東京未来大学名誉学長。幼児教育から高齢者問題まで、多岐にわたる研究活動を行なうかたわら、各種執筆はもちろん、テレビ出演やゲームソフトの監修など、幅広い分野で活躍。2006年、瑞宝中綬章受勲。2016年に逝去した後も、その柔軟な考え方は、いまだ高い支持を得ている。

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