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一番深いところでも地表から11kmしか離れていない「深海」――。
「宇宙よりも近くて遠い」と言われているほど、謎に包まれた環境です。
そんな謎多き「深海」のヒミツを探る最新の深海を紹介する児童書『行ってみたくなる深海の図鑑』が発売されました!
国内最高峰の「海と地球の研究所」である海洋研究開発機構(JAMSTEC)超先鋭研究開発部門で海洋生物を研究する渡部裕美さんが、実際に深海へ行って見たことや調査でわかったことをはじめとした深海の最新情報をわかりやすく解説しています。
深海はどのくらい近くてどのくらい遠い場所にある? という基本から、深海の絶景や環境、深海に行く方法や深海でできること、国内外の潜水船、いま知っておきたい深海の世界について、ここでしか見られない写真とともに収録しました。
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本書の表紙に掲載されている「しんかい6500」、実は模型なんです!
本物の「しんかい6500」に乗っているかのような臨場感を出したいという制作陣のこだわりで、今回特別にバンダイさんの模型(1/48「有人潜水調査船 しんかい 6500」BANDAI SPIRITS)を使わせていただくことが実現しました。模型の制作はプロモデラーKuWa(FRAMEOUT MODELS)さんに手がけていただきました。
海や魚、水の生きものが好きな子どもたちはもちろん、「深海調査」「鉱物」「海底資源」「地震」など地球にまつわるふしぎなことに興味のある子どもたちにもお薦めの一冊です。
☟学習図鑑『GET!魚』『GET!深海』とあわせてご覧ください☟
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▶著者プロフィール
渡部裕美(わたなべ・ひろみ)
1977年東京都生まれ。千葉大学理学部地球科学科卒。東京大学大学院理学系研究科博士課程修了。博士(理学)。日本科学未来館でサイエンスコミュニケーターを務めた後、学術振興会特別研究員として国立研究開発法人海洋研究開発機構(JAMSTEC)に赴任。2009年から職員として有人潜水調査船「しんかい6500」や無人探査機を用いた深海研究に携わる。現在は同機構の超先鋭研究開発部門にて海洋生物の研究に携わる。
書籍情報
総監修:宮 正樹 監修:佐土 哲也 監修:小枝 圭太
- 【定価】
- 2,200円(本体2,000円+税)
- 【発売日】
- 【サイズ】
- A4変形判
- 【ISBN】
- 9784041118535