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「子どもたちを笑顔に」――震災からつづく交流が紡いだ絵本『はっはっはくしょーん』

発売直後から続々重版のとまらない話題の絵本『はっはっはくしょーん』。作者である「たあ先生」こと、あいはらひろゆきさん・ちゅうがんじたかむさんが、宮城県仙台市の中野栄あしぐろ保育所を訪れ、園児たち約150人と絵本の完成をお祝いしました。

2011年3月11日、深刻な津波の被害を受けたあしぐろ保育所。仙台市出身であるあいはらさんが、震災直後から慰問を続けている施設のひとつです。


左・あいはらひろゆきさん。右・ちゅうがんじたかむさん。


「震災直後に見た子どもたちの表情が忘れられなくて、とにかく子どもたちを笑顔にしたい」――あいはらさんは、2年前から新作絵本の構想を練り、あしぐろ保育所に相談をはじめました。
その後、全国の幼稚園・保育園にも協力を募り、読み聞かせのアンケートを行い子どもたちの反応を確かめながら、『はっはっはくしょーん』は作られました。


子どもたちや保育士さんたちが飾りつけてくれたステージ。


保育所では、完成した絵本の読み聞かせだけでなく、『はっはっはくしょーん』のオリジナルソングの披露や、クイズ大会も行われました。賑やかなステージに、子どもたちは終始大笑い。

「この絵本は、シンプルに大笑いのできる絵本。思いっきり笑うと、自然と元気がわくんですよね。これからも沢山の子どもたちに元気を届けていきたいです」と、あいはらさん。
子どもたちとの交流から生まれた『はっはっはくしょーん』。続刊の構想も進んでいます。


当日の様子は、多くのテレビや新聞に取り上げられました。


 


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