子どもの知能を限界まで伸ばす！？脳をエクササイズする学習まんが、降臨！

　お宅の小学生のお子さんは、今いったい何に夢中だろうか？ Youtube、マイクラ、ゲーム、はたまた、お笑い？ まんがにハマっている子もきっと多いはずだ。そんなお子さんにオススメしたいのが、今流行りのナゾトキで頭をフル回転させながら知的冒険を追体験できるエンタテインメント作品"角川まんが超科学シリーズ『ナゾトキ・ハンター』"だ。このシリーズは、子どもの脳を限界まで発展させるようなまったく新しい科学系の学習まんが。本シリーズについては、脳科学者・茂木健一郎さんも「知的好奇心を刺激する物語と、骨のあるナゾトキの組み合わせで、子どもの脳を総合的に育む画期的な本」と絶賛している。さらに、数理学習研究所所長の小田敏弘さんも「主人公と一緒に探検をして、ナゾを解く。そんな経験は、きっと主体的な学びにつながる原体験となるでしょう」と熱く語る。

　このまんがに登場するのは、かけだしの冒険家アレックス。彼はどう見ても子どもだが世界中の遺跡を調査・発掘している、という。古代エジプト王の秘宝を手に入れるため、謎にみちたピラミッドに潜入するが、そこにはさまざまなナゾトキが待ち受けていて……。
第１弾『ピラミッドの謎を解け』でエジプトに向かったアレックスだったが、第２弾『クレタ島の怪物を探せ』では今度は舞台は古代ギリシアに一変する。この『クレタ島の怪物を探せ』の監修者である慶應義塾大学・長谷川敬准教授に本巻の見どころを解説してもらった。

  長谷川「ただのまんが本と思いきや、書籍内には『アレックスの冒険日記』という歴史や文化を紹介するページがあり、ギリシア神話やそこにも登場する英雄に関する説明がかなり充実していたのが興味深かったですね。それらは純粋な歴史そのものではないのですが、欧米社会では現代に至るまでギリシア神話の伝統が息づいています。これからのグローバル社会を生きていく子どもたちにとって、他国の文化に触れておくことは教養として大切だと思いますね」　
　ここでチラっと記事ページも見ていただきたい。なかなかに詳しいことまで言及されている。意外とこっちの方にのめりこんでしまう子もいそうだ。
 

  長谷川「私が特に興味深かったのは、主人公のアレックスが古代人が残した遺跡や遺物を営利目的で売買したり破壊したりする行為を厳しく咎めているところです。なぜなら、そこでアレックスが語っているように、『そこ（＝宝＝歴史遺産）から学ぶこと』が重要であり、それは冒険家だけではなく全人類に当てはまることだからです。現実世界においても実際に、世界各地の紛争地域では宗教的理由や営利目的から遺跡・遺物の破壊や盗掘が行われています。そうした行為を防ぎ、保全した遺跡・遺物について学ぶことで、私たちは人類をよりよく理解し、未来への道しるべを得られると思うのです」

　なんか結構リアリティのある設定で、しかもアレックスは意外にも熱い男！？？　古代遺跡や考古学についても、まんがを読み進めるうちに自然とその知識が身についてくるというから驚きだ。そしてそして、忘れちゃいけないのがナゾトキシーン！
長谷川「『ナゾトキ・ハンター』は子どもたちが好きな冒険活劇ものであり、かつ要所要所にナゾトキ要素が組み込まれているので、どんな子にも楽しんで読んでもらえるはずです。そのうえで、先に述べたように歴史や文化から学ぶことの価値・重要性を自ずと知ってもらえると思うからです。『アレックスの冒険日記』もギリシア神話に限らず、他巻では古代エジプトや太平洋の地形学などが題材となっています。お子様といっしょに読めば、保護者の皆さんの知見が広がる一助にもなるのではないでしょうか」
　ここまで来て、最後にようやく登場するのがナゾトキ要素。これこそが脳のエクササイズ！　さてここで問題です。制限時間は１分。用意はじめ！

　こんなナゾトキが、まんがの各所に織り込まれているのだから、子どもたちが夢中にならないわけがない。自分の力でその答えにたどりつけたら、きっと自信満々の様子でお父さんお母さんに出題してくるにちがいない。解ける喜び、それこそがナゾトキの醍醐味、まさにエクササイズにほかならない。

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世界はナゾと不思議にあふれている！ 『ナゾトキ・ハンター』はお宝を求めた冒険家がナゾトキしながら世界各地を冒険するオールカラーまんがだ。 主人公であるぼく、アレックスが冒険の地で学んだ知識を大紹介するぞ!!

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