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ゲームのガチャが当たる確率はどれくらい?【『すごすぎる数の図鑑』試し読み!】


普段の生活のさまざまなところで使われている数。
『すごすぎる数の図鑑』では、学校の算数や数学が苦手だった人も、読むと思わず「そんな仕組みがあったのか!」「こんなところにもつながっているのか!」と感じる数のエピソードを集めました。
たくさんのイラストとわかりやすい説明があるので、もちろん小学生でも大丈夫。さあ、一緒に数の不思議を体感してみましょう!

※本連載は『数字がわかれば世界がわかる! すごすぎる数の図鑑』から一部抜粋して構成された記事です。


<すごすぎるデータの活用>ゲームのガチャが当たる確率はどれくらい?

 スマホゲームなどで、お金を払ってアイテムをランダムに手に入れられる仕組みを「ガチャ」といいます。皆さんも、「あのガチャをやりたい!」と思うことがあるかもしれませんが、はたして本当に当たるのでしょうか? たとえば、レアキャラが出る確率が1%のとき、100回引くと必ず当たりを引くことができるでしょうか? ここからは、レアキャラを引くことを「当たり」と呼びます。

 福引のように箱の中に100枚のくじが入っていて、その中に1枚当たりがあったとします。この場合は100枚くじを引けば、必ず当たりを引くことができますね。

 一方、スマホゲームのガチャは福引のように決められた枚数のくじと当たりが入っているわけではありません。そのため、100回引いても必ず当たりを引くことができるとは限らないのです。

 100回のガチャで、少なくとも1回当たりを引く確率はどのように求めればよいでしょうか? 一緒に考えてみましょう。




  豆知識  




 

数について知ることで、身の回りにあるものの多くが数の仕組みや計算で成り立っていることがわかるのではないでしょうか。
数式やルールを全て理解する必要はありません。この本を通して、「こんなところにも算数や数学がつながっているのか」と気づき、次の学びにつながることを願っています。


  • 【書籍情報】


著者: 渡邉 究

定価
1,485円(本体1,350円+税)
発売日
サイズ
四六判
ISBN
9784046075192

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