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この図鑑のミニコラム「絶滅ストーリー」では、動物たちの絶滅の原因となったエピソードを紹介しています。その一部をピックアップしてお届けします。
今回は「リヴァイアタン」の絶滅ストーリーです。
リヴァイアタン
復元画:服部雅人
巨大な頭をもつマッコウクジラのなかまですが、現在のマッコウクジラが下あごにしか歯がないのに対し、リヴァイアタンは上あごにも歯をもっていました。ほかのクジラやアザラシなどを食べていたと考えられています。
●生息年代:中新世 ●南アメリカ(ペルー、チリ)
絶滅した理由は……?
↓
ヒゲクジラが大きくなったので
リヴァイアタンはヒゲクジラなどを食べていましたが、地球が寒冷化するにしたがってヒゲクジラのからだが大きくなっていきました。泳ぐスピードも速くなり、リヴァイアタンには追いつけなくなってしまったため、食べ物不足で絶滅したと考えられています。
地球が暑くなったり寒くなったりすることで、動物たちにもさまざまな影響があります。図鑑では、地球の環境変化についても解説しています。
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