
『角川の集める図鑑GET!』シリーズ最新刊「絶滅動物」が11月16日に発売!
この図鑑のミニコラム「絶滅ストーリー」では、動物たちの絶滅の原因となったエピソードを紹介しています。その一部をピックアップしてお届けします。
今回は「オドベノケトプス」の絶滅ストーリーです。
オドベノケトプス
復元画:服部雅人
ハクジラのなかまですが、すがたはセイウチに似ていて、オスは右の前歯だけが後ろ向きに長くのびていました。現在のセイウチと同じように海底の貝などを食べていたと考えられています。
●生息年代:鮮新世 ●南アメリカ(ペルー、チリ)
絶滅した理由は……?
↓
速く泳げなくて絶滅
オドベノケトプスの長いきばは、メスにアピールするためや、海底の貝を掘り出すときに使ったとすいていされています。きばが長すぎるため、速く泳ぐことができず、「メガロドン」などの敵におそわれることが多かったと考えられています。
生き残るためには、逃げ足の速さが重要になることもあるようです。オドベノケトプスの天敵・メガドロンも図鑑で紹介しているので、ぜひチェックしてください。
『角川の集める図鑑GET! 絶滅動物』は11月16日発売!
学習図鑑シリーズから「絶滅動物」の図鑑が初登場! 現代では見ることのできない変な生き物や、今も身近にいる生き物のソックリさんが大集合! 動物好き必見の、これまでなかった新しい図鑑。