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『角川の集める図鑑GET!』シリーズ最新刊「絶滅動物」が11月16日に発売!
この図鑑のミニコラム「絶滅ストーリー」では、動物たちの絶滅の原因となったエピソードを紹介しています。その一部をピックアップしてお届けします。
今回は「ドードー」の絶滅ストーリーです。
ドードー(モーリシャスドードー)
復元画:服部雅人
マダガスカル島の約900kmヒガシにあるモーリシャス島にすんでいた鳥です。島には天敵がいなかったため、翼が小さく退化し空を飛べませんでした。16世紀にポルトガルの探検家が発見しました。
●生息年代:完新世 ●発見地:アフリカ(モーリシャス島)
絶滅した理由は……?
↓
油断大敵!いなくなったドードー
インド洋の孤島モーリシャス島には、ドードーの天敵となる動物はすんでいませんでした。大切な卵も、地面につくったかんたんな巣に産み、のんびりとくらしていました。しかし、17世紀から島に人間がうつり住み、森林を切り開いて畑にしたことで、すみかをうばわれました。そのうえ、人間が連れてきたイヌやネズミなどに卵やひなを食べられ、発見されてから170年たらずで絶滅してしまったのです。
ドードーをはじめ、人間が絶滅の原因となった動物がたくさんいるようです。図鑑では、人間の活動と絶滅の関係についてもくわしく解説しているので、地球や動物たちのことを考えるきっかけになるかもしれません。
『角川の集める図鑑GET! 絶滅動物』は11月16日発売!
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