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君たちは急いで木立にすがりついた。葉もえだもバッサバッサとはげしくゆれている。
「これでだいじょうぶなのか!?」
ジェイクが風に向かってさけんだ。正しくは君に向かってなのだが、もう目も開けられないのだ。
「木につかまっていれば…」
ところが君の考えはあまかった。強風はたつまきになり、地上にあるあらゆる草や石、岩まで飛んできた! 強風に折られた木々の太いえだが君たちの上に落ちてくる。君たちはそれらからにげまどった。
たつまきが起こった時は、木や建物がくずれる危険性があるので、そばには近づかないほうがいいらしい。
「うわーーーーーー!!」
君は強い風にもみくちゃにされて木立の中を転がった。やがて深いしげみに落ちて風からはのがれられたが…。
「みんなとはぐれた~~~!!」
ほかのみんなのすがたが見えない。君は真っ青になった。ひとりでにげるわけにもいかないが、地震が続くなかどうやって合流したらいいか――。
頭の中が真っ白になった。
ゲームオーバー