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環境マフィアのボス・ディエゴが操縦していた大型重機が、君たちXベンチャー調査隊と島の動物たちによりたおされた。しかし島の中央にある発電塔に重機がぶつかり炎上したあと、地面が小きざみにゆれ出す。君たちはいやな予感がした。ソフィーはクレアに会った居住区ドームのある方向を心配そうに見ている。動物たちはあわててにげていき、ターゼンもバッドランドオオツノヒツジを放してやった。
「島の下には海底火山があるはず…」
君はゴクリとのどを鳴らす。すると、大地のいたるところから白い蒸気がふき出した!
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「ピキャーーーーー!!」ポポがおどろいて、うら返った声で鳴く。
「なななな…何が起こったんだ!?」
ジェイクがさけんだ。
「考えられる現象としては、あの重機が圧力調整弁をおおう形で落下したせいで圧力が高くなって、火山本体が活発化して、今まで熱交換器を接続していなかった所から小規模な噴火が起こっているんじゃないかしら…!!」
かなり早口にシェリーが答える。
「落ち着いて言うなよ!」
「これのどこが落ち着いてるっていうの!」
今まさにすぐ横でふき出した蒸気を、飛びはねてさけながらシェリーとジェイクがもめ出した。君が止めに入る。
「二人とも、言い争ってないで次の行動を決めよう! 今すぐ!」