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謎の島の調査をまかされたジェイク、ターゼン、そして新人隊員の君は、航海の途中に不思議な少女ソフィーと出会った。先に調査に向かっていたシェリーと無事に合流することができた君たちは、目的地と思われる島に上陸をはたす。今、君の目の前には、きりに包まれた原生林が広がっている。
「…ガガ…だからムリなんだよ! 場所は…ガッ…分かったが…」
「何とかならないのか、ルイス! …おい!」
先ほどからジェイクがルイスたちと通信しているが、機器の調子が悪い。島を取りまく外海は嵐のようで、ルイスたちはすぐには合流できそうにないみたいだ。ターゼンは興味がないような様子で、そばの木によじ登りキョロキョロしている。このあたりは原生林だろう。木々がうっそうとしていて、じめっとした空気が体にまとわりついてくる。
島から遠くの海原に目をやると、厚い雲のかべが取りまいていて、まるでこの島だけが異界に取り残されたようだ。くもり空で分かりにくいが、日が落ちかけている。
「このままでは、あっという間にこの一帯真っ暗よ」
シェリーの声を聞いて、ソフィーは肩にのっているポポをジャケットの胸元へ入れた。君は身につけているバックパックを開けて確認する。海水がしみこんでなければいいが…よかった! 防水機能のおかげで中身はだめになっていない。ざっと持ち物を確認すると、アウトドア用のLEDライト、虫よけスプレーにブランケット、固く包装紙で包まれた非常用食料などが入っている。
さて、まず何をする?