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君たちはメガラダピスと目を合わせないようにして、彼らが落ち着くのを待つことにした。
しばらくするとメガラダピスたちは興味をなくし、アナライザーを放り出して森の奥へ消えていった。
「良かった…サルの仲間は目を合わせるとこうふんしておそってくることがあるからな」
落ちたアナライザーを拾いながらジェイクが言った。メガラダピスをおそれてソフィーのジャケットに入ったポポは、まだ出てこない。
「ここ、アイツ、いる」
ターゼンが周りを見渡しながら言う。
「ブルーバックに会った森だね。また会えるかな?」
君が言うとターゼンが森の動物たちによびかけた。すると遠まきに、あの時の動物たちが顔を出す。みんな島の異常におびえている様子だ。
「チカラ、かして。たのむ」
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ターゼンのよびかけに、体の大きな数頭が前に出てきた。ターゼンとピンチをすくってくれたバッドランドオオツノヒツジもあらわれた。ターゼンがその背に乗る。君たちもおそるおそるほかの動物の背をなでる。どうやら背中に乗せてくれるみたいだ。
君たちは彼らのおかげですばやく島を移動できるようになった。乗って向かうのは…。
「クレア! クレアダヨ!」
「お願い! ママを助けて!」
ポポとソフィーが悲鳴のような声で言った。
「そうだ、クレアさんをさがさなくては!」
君はどこへ向かうか考える。