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君たちは建物を左手に見ながら進む。すぐにディエゴの部下たちの足音がせまってきていた。道がゴツゴツしていて不安になるが、もうもどることはできない。
「このまままっすぐ行って、どこかで物かげにかくれるんだ!」
君がみんなに向かってそう言った時、
「あぶない! 前!」
ソフィーが君を止めた。突然道が終わってがけになっていた! 君はおどろいて足を止めた。
そこにすぐディエゴの部下たちが追いついた。
「もうこうなったら、がけを下りるしかない!」
「おれ、した、いく!」
先にターゼンががけの側面にへばりついた。君もいきおいでがけを下りる。ほかのみんなもついてきたが…がけがあまりに急でうまく動けない。上を見ると、部下たちが笑いながら見下ろしている。動けないから何もできないと思っているのだ。
――たしかに何もできない! どうしようもなく、そのままがけにしがみついて時間だけがすぎていった。
ゲームオーバー