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「目が合ったらきっとおそってくるぞ! 知らん顔して退却だ…」
君たちはくるりと背を向けてコソコソ去ろうとしたが、それが逆にライオンたちの興味をひきつけてしまった! メスたちがかこむようにジリジリと追ってくる。
まともに走ってにげても追いつかれるだろう。岩場でいっせいにちりぢりになってにげるというかけに出た。君の「それっ!」というかけ声で、みんな岩場へ飛び出した。しかし…
「わーーー!!」
なんとその向こうはがけだった! しかも下はげき流!
なすすべもなく、みんな一直線に川へ落ちて、一気に流されていった…。
それから君は何とか岸に上がれたが、周りを見回してもほかのメンバーのすがたがない。
「みんな無事でいてくれ…!」
君は川のほとりでへたりこんだ。
だいぶあとになって、みんなとは無事に連絡が取れた。通信機を持っていないターゼンはジェイクと一緒のようだ。全員の安否は確認できたけれど、メンバーが合流するまでの話はまた別の探険の記録で語られることとなる。
ゲームオーバー