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知る・まなぶ

どっちが強い!? 記憶の島 第3話-11


 君たちはダチョウに背を向けないようにして、ゆっくりと着実に距離を取って下がった。こちらがおそう気がないことが分かったのか、ダチョウも体をゆさぶるのをやめて、やがて草むらの中に消えていった。
「あの草むらに卵があるのかもしれない。子育て中はダチョウも気が立っているのよ」
 もしかしたら、アリゲーターをふみつぶしていたあの巨大鳥も子育て中だったのかもしれない。

▶行ってなければ木のあるほうへ
▶人がいるなら集落があるかも…水場を探す

 


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