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知る・まなぶ

どっちが強い!? 記憶の島 第3話-02


 君たちは照りつける日差しから少しでものがれようと、木々のあるほうに向かって歩いていった。ぽつぽつと生える丈の高い木の周りにはブッシュもあり、よく見るとそこでガゼルの小さな群れが草を食べている。
(ん…あれは?)
 ややはなれたところから、じっと動かずガゼルの群れを観察している動物のすがたが見えた。群れに対してこちらは一頭…ガゼルをねらっているようだ。
「あれはヒョウかな? チーターかな?」
 小さな声でジェイクが君に聞いてきた。草がジャマではっきりとは見えないが、体のぶちの模様がどんなものだかは分かる。
「あの模様は――」



▶ヒョウ
▶チーター


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