動物園の飼育員さんに聞きました！『野生動物と暮らしてみたら』連載第４回

動物と一緒に暮らしてみたい…と動物好きなら一度は夢見る世界！　でも、実際はどんなことが起きているのか、動物たちのもっとも身近な存在である飼育員さんたちにお話しを伺いました。ご自身も大の動物好きという人気イラストレーター・伊藤ハムスターさんの４コママンガもお楽しみください！
第４回目は「ライオン」について、石川県のいしかわ動物園の飼育員、坂牧朝仁さん（飼育員歴29年）に教えていただきました。

Q：飼育していて困ったこと、大変なことはどんなことですか？

閉園後、収容時に帰って来てくれない時。

Q：どのようなことに気を付けて飼育していますか？

健康管理、動物福祉。

Q：うれしいのはどんなときですか？

健康にストレスなく過ごせていると感じた時やそんな姿を見られた時。

Q：どれくらい懐きますか?

懐いているとは言えませんが、観覧スペースで大勢のお客さんのなかにいてもこちらに気づき、反応してくれます。

Q：どれくらい賢いですか?

オスとメスの柵越しでのお見合いの時に、メスの方が積極的で放飼場から小枝や遊具（ブイなど）を運び、オスへアピールしている姿は、賢くかわいいと感じました。

Q：家で一緒に暮らすとしたら...どんなことが起きそうですか?

家の中がめちゃくちゃ、トイレなどの躾が大変、食事代など家計も大変。

いしかわ動物園

緑に囲まれた自然の中で、楽しく、遊びながら動物の生態を観察したり、動物とのふれあいを通じて、自然保護や動物愛護の精神を学べるように「楽しく、遊べる、学べる動物園」が園の基本コンセプト。訪れるすべての人に対してバリアフリー、動物たちにとっても快適な場所を目指している。

いしかわ動物園ＨＰ
〒923-1222
石川県能美市徳山町600番地　
TEL：0761-51-8500

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