
生き物の世界は、ワルばかりだ。
でも、それは、きびしい自然界を、生き抜くための知恵。
そしてその能力は、まるで魔法みたいに天才的だ!
そんな、ワルで天才的な生き物を紹介していこう!


ここはアフリカの
タンガニーカ湖

おや、ママ魚さんたちが子育ての
相談中のようです…



え?
保育園ですって!?


保育園なんてほんとにあんの!?
人間界にもなかなかないのに……

そして「口内保育園」ってなに……???


えーっ、口の中で子育てする魚!?




うーん、たしかにそんなこと
できるんですかね……
ずうずうしい気もしますが…



たしかにそこにわずかな間が
できますが、それがなにか……?



子育ての話のはずが、
なにやらあやしい雰囲気(ふんいき)に……!
いったいどういうこと!?


続きは本書で!
作品情報
どいつもこいつもワルばかり! 生き物たちのおどろくべき生態!!
天才的な自然のしくみがこの1冊で丸わかり!
まじめな魚をだまくらかして子育てをおしつけるナマズや、かわいいテントウムシを黒魔術でゾンビ兵士にかえてしまう寄生バチなど、自然界には天才的なワルばかり! マンガと解説で生き物たちのおどろくべき生態を紹介!
寄生する天才(ワル) テントウハラボソコマユバチ
大草原の天才(ワル) プレーリードッグ
ドレイ狩りの天才(ワル) サムライアリ
変身する天才(ワル) サンショウウオ
ペンギンを狩る天才(ワル) ヒョウアザラシ
子育てサギの天才(ワル) カッコウナマズ
などなど…
ワルでないと自然界は生きぬけない! ワルとは天才なのだ!
ぼくらのすむ地球は、天才生物がひしめく奇跡の星なのである。
子どもも大人も楽しめる生き物エンタメ本です!