
君とジェイクはじっとメガラダピスをにらみつけ、追いはらおうとした。ところがメガラダピスたちはピリピリしだして、低い声でほえると君たちに飛びかかってきた! サルの仲間は目線を合わせると、おこっておそってくるんだった!
「うおっ! やる気か!? 負ける気はないぜ!?」
メガラダピスの一頭がジェイクにつかみかかりもみ合いになる。君も引っかかれそうになって、ソフィーとともににげ回った。
「やめなさいよ! しげきしなければそのうちメガラダピスも落ち着くわ…きゃーー!」
シェリーが言い終わる前に、数頭のメガラダピスがシェリーを持ち上げて放り出した!
ジェイクもシェリーも顔をいやというほどつねられ引っぱられ、もみくちゃになっている。
その時、ふたたび木々が地震で大きくゆれて、さすがにびっくりしたらしいメガラダピスたちはにげていった。
「あーーー! 何だったんだよアイツら! ムカつくな! イテテ…」
「よくも私のカワイイ顔をむちゃくちゃに…ゆるせない!」
ジェイクもシェリーもすごくおこっている。
「ターゼンはどこに行った?」
君が辺りを見回すと、森の動物にまたがったターゼンがもどってきた。ほかにも数頭、大きい動物がついてきている。
「チカラ、かす。みんな、ナカマ!」

ターゼンのよびかけで森の動物たちが力をかしてくれるようだ。
君たちも彼らに乗って、はくせいのあった島のラボに向かうことにした。