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知る・まなぶ

どっちが強い!? 記憶の島 第3話-26


「いくら足が速くても、こんなに木が多ければきっと追いつけないよ!」
 君はそうさけんで、メンバーはそれぞれ木々の間をぬうように小走りに移動した。ジャイアントモアは巨体を木のみきにぶつけながらも、追いかけるのをあきらめない。
「あと少し、はなれれば…!」
 ところがジャイアントモアのパワーが規格外だった。強じんなかぎヅメで、何本かの木を一気にけりたおしたのだ!
 バキバキ、メキメキとはげしい音を立てて、君たちの上に葉のついた枝がおおいかぶさる。木々がやぐらのように重なり合い、おしつぶされるのはまぬがれたが、ぬけ出せなくなってしまった…。
 ジャイアントモアはまだ君たちの近くをウロウロしている。この状態は当分続くだろう。いったいどれくらい待ったらルイスたちの救助は来るのかな――と、君は思った。

ゲームオーバー


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