
日が落ちてきた。そろそろ本格的にライトが必要なようだ。
「なんだろう? 何かいやな予感がするな…」
そう言ってジェイクが身ぶるいした。
「やめてよ! ジェイクがそういうこと言うと、だいたいとんでもないことになるんだから!」
シェリーがジェイクの肩をたたいて、周りを警戒しだした。きっと暗くなって不安になったんだろう。ライトをつけて安心させようと、君はライトを点灯した。
「ひっ…ひええええ~!」
ジェイクの予感が正しいことに気づいて、みんなで悲鳴を上げた。なんと周りはクモだらけだ! この辺りにクモの巣のコロニーがあるのか?
「クモ! たまごウマい! くう!」
ターゼンが今にも飛び出しそうになるのを、ジェイクがおさえこんだ。