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「もうかればいいでしょ!」こんな稼ぎ方ダメ!


これからの時代に大人になっていく子どもたちに、知っておいてほしい「お金のこと」が楽しいイラストやマンガなどでわかる『小学生、メルカリで「お金」と「稼ぐ」を学ぶ 自分で稼げる大人になるためにはどうしたらいい?』。

連載第3回は、本誌の中から『こんな稼ぎ方はダメ!』をピックアップします!

※本連載は『小学生、メルカリで「お金」と「稼ぐ」を学ぶ 自分で稼げる大人になるためにはどうしたらいい?』から一部抜粋して構成された記事です。
 



 


自分だけ得する稼ぎ方はNG




 人を喜ばせることが稼ぐことの基本だというのは、最初に話したね。

 でも、残念なことに、自分の利益だけを考えて、人を悲しませたり、相手をだますような稼ぎ方をしている人もいる。例えば、ニセ物のブランド商品を高く売ったり、ニセのネットショップを作ってお金を振り込んでもらったのに商品を送らなかったり……。「楽して稼げるから」といって、自分だけ得することを考えて、相手をだますことを悪いと思わない人たちだ。

 でも、そんな商売のやり方では、一時的にお金が入ったとしても、長くは続かない。一度だまされた人は二度と買わないし、詐欺ということで警察につかまることもある。「ああ、楽して稼ぎたいなあ」、そんな思いを持つことがあるかもしれないけれど、そんなおいしい話なんてない。「お金を稼げる人間になるには近道はない」と思って、間違った道には行かないように気をつけてほしい。

闇バイトはみんなの人生を台無しにする恐ろしいバイト




 「闇バイト」という言葉を聞いたことあるかい? 決して関わってはいけない仕事だ。「初心者大歓迎!」「誰でも高収入!」「すぐにお金がもらえる」とSNSやインターネットの掲示板で募集をしたり、ダイレクトメッセージが送られてくることもある。高額なお金がもらえるのに「少し話すだけ」「相手に渡すだけ」など、簡単そうであいまいな内容の時は、闇バイトかもと疑うべき。「話だけ聞いてみて、イヤなら断ればいいや」と軽い気持ちで応募するのもとても危険! もし途中で断ろうとしても、「学校にばらすぞ」「家族を傷つけるぞ」などとおどされたり、暴行や監禁されてしまったというこわいケースもあるんだ。

「まさか自分はひっかからない」「私は大丈夫」なんて思っていても、相手はあらゆる手段を使って君を巻き込もうとしている。インターネットの世界は手軽で便利な分、同じくらい危険も潜んでいるということを忘れないでほしい。


お金が集まる人になる! 知っておきたい「稼ぐ」と「お金」のこと

第3回は、『こんな稼ぎ方はダメ!』を見てきました。

小学生が1年間メルカリをやってみたら…。これから大人になる子どもたちに知っておいてほしい、「お金」と「稼ぐ」がわかる。読んで「知識」をつけて、メルカリを「経験」して学べる新しいお金の本『小学生、メルカリで「お金」と「稼ぐ」を学ぶ 自分で稼げる大人になるためにはどうしたらいい?』。

メルカリでの稼ぎ方を学びたい人は、書籍をチェック!



【著者プロフィール】

●あぽん
小学生と中学生男子2 児の母。ミニマリストとしてInstagram、YouTube で、シンプルな暮らしや考え方を発信。小学生の息子が「メルカリを1年やったら」の投稿には、多くの反響があった。SNS 総フォロワーは48 万人(2023 年9 月現在)。著書に『捨てて気楽に暮らす!』(KADOKAWA刊)がある。
Instagram:@ minimalist_apo

●八木陽子
ファイナンシャルプランナーやキャリアコンサルタントとしての17年以上の仕事実績と消費者の視点から、子供から大人まで分かりやすく「お金」「キャリア」を伝える。平成29年度に文部科学省検定の高等学校家庭科の教科書に、日本を代表するファイナンシャルプランナーとしてインタビュー記事が掲載。著書・監修本は『10歳から知っておきたいお金の心得』『投資の心得』(えほんの杜刊)など多数。




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