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これから大人になるみんなに知ってほしいお金のこと


これからの時代に大人になっていく子どもたちに、知っておいてほしい「お金のこと」が楽しいイラストやマンガなどでわかる『小学生、メルカリで「お金」と「稼ぐ」を学ぶ 自分で稼げる大人になるためにはどうしたらいい?』。

連載第4回は、本誌の中から『これから大人になるみんなに知ってほしいお金のこと』をピックアップします!

※本連載は『小学生、メルカリで「お金」と「稼ぐ」を学ぶ 自分で稼げる大人になるためにはどうしたらいい?』から一部抜粋して構成された記事です。
 



 


「税金」はどうして払う必要があるのだろう?




 君たちがお店でお菓子などを買う時に、「消費税」という税金を払っているよね。会社につとめているおうちの人はお給料の中から「所得税」や「住民税」などの税金も払っている。「なんでこんなに税金をとるのだろう? 税金高すぎ!」と思うかもしれないね。
でも税金がなかったら……と考えてみよう!

 火事がおきてもどろぼうが入っても誰も助けに来てくれないし、道路が壊れても直すことができない。君たちが通う公立の小学校もなくなってしまう。

 税金は、みんなの暮らしを支えていくために、国や町が使うお金をみんなで出し合うもの。だから、払うこと自体は大切なことなんだ。税金が減ればみんなのために使えるお金が減るし、増やせば使えるお金も増える。税金を払いたくないな~と思う前に、今税金がどう使われているか知って、これからどういう使い方をしてほしいか考えることが大事なんだよ。


景気のしくみ。インフレ・デフレだとどちらがいいの?


一番いいのは『ゆるやかなインフレ』といわれているんだ。急激なインフレだと、急に値段が上がって買えなくなっちゃう。
でも、経済の成長に合わせて値段が上がっていくなら、収入も増えて物も買える。景気がよくなるんだ



 インフレ(正式にはインフレーションという)とは、物やサービスの「値段が上がること」。反対に、デフレ(デフレーション)はそれらの「値段が下がること」をいうよ。「物が安く買えるならデフレがいい!」と思うかもしれない。でも、値段を下げると利益が減るよね。すると、会社に入ってくるお金も減るから、給料が減る。すると、私たちもお金がないから買わなくなって、売れなくなる……というように、景気がどんどん悪くなってしまう。このことを「デフレ・スパイラル」というよ。

 インフレで物の値段が上がることをイヤだと思うかもしれないけれど、値段が高くても売れるようになれば、利益が増える! そして会社や私たちに入ってくるお金が増えれば、物やサービスがどんどん売れるようになる。


お金が集まる人になる! 知っておきたい「稼ぐ」と「お金」のこと

第4回は、『これから大人になるみんなに知ってほしいお金のこと』を見てきました。

小学生が1年間メルカリをやってみたら…。これから大人になる子どもたちに知っておいてほしい、「お金」と「稼ぐ」がわかる。読んで「知識」をつけて、メルカリを「経験」して学べる新しいお金の本『小学生、メルカリで「お金」と「稼ぐ」を学ぶ 自分で稼げる大人になるためにはどうしたらいい?』。

メルカリでの稼ぎ方を学びたい人は、書籍をチェック!



【著者プロフィール】

●あぽん
小学生と中学生男子2 児の母。ミニマリストとしてInstagram、YouTube で、シンプルな暮らしや考え方を発信。小学生の息子が「メルカリを1年やったら」の投稿には、多くの反響があった。SNS 総フォロワーは48 万人(2023 年9 月現在)。著書に『捨てて気楽に暮らす!』(KADOKAWA刊)がある。
Instagram:@ minimalist_apo

●八木陽子
ファイナンシャルプランナーやキャリアコンサルタントとしての17年以上の仕事実績と消費者の視点から、子供から大人まで分かりやすく「お金」「キャリア」を伝える。平成29年度に文部科学省検定の高等学校家庭科の教科書に、日本を代表するファイナンシャルプランナーとしてインタビュー記事が掲載。著書・監修本は『10歳から知っておきたいお金の心得』『投資の心得』(えほんの杜刊)など多数。




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