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「子どもの権利」を知ろう 『子どもの権利』第3回

思うこと、伝えたいことをのびのびと表現しよう

書いたり、描いたり、歌ったり、踊ったり……。
自分が思うこと、伝えたいことを「表現」する方法はたくさんあります。
表現する権利はだれもが持っていますが、伝えるときはルールを守らなければいけません。



みなさんは、「自分を表現したい」という気持ちを持っていますか? 思いや願いは、いろいろな手段を使って人に伝えることができます。
しゃべったり、文章を書いたり、絵を描いたり、うたを歌ったり、ダンスを踊ったりと、表現する方法はたくさんあります。第13条では、すべての子どもがこうした表現を自由にする権利を持っていることを定め、いろいろな情報を探したり、受け取ったり、伝えたりする権利も保障しています。
子どもは、必要だと思った情報を得て、自分の思い・願いを表現してだれかに伝えることで、「自分らしさ」や社会を変える力を身につけていきます。
でも、気をつけてほしいのは、いくら「表現は自由」だからといって、人を傷つけたり、人の権利を侵害したり、国の安全をおびやかしたりするようなことは認められていないということです。
やっていいことと悪いことの境界線は国の「法律」で決まっています。


次回、第4回では 権利を学び、生かそう をお届けします。(4月18日公開予定)


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監修:甲斐田 万智子 絵:林 ユミ

定価
1,650円(本体1,500円+税)
発売日
サイズ
A5判
ISBN
9784041130001

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