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全国の小学校・中学校で大反響の「けテぶれ学習法」がマンガ化! 「けテぶれ学習法」とは、「計画→テスト→分析→練習」という自己改善のサイクルを回す勉強法。 誰だって「やらされる勉強」はつまらない。「自分で学ぶこと」とは本来、楽しいはずです。「楽しさ」の見つけ方がここにあります。
けテぶれの準備
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
サポーターの方へ
ご家庭で取り組む場合は、「一緒にがんばる仲間」が作りにくいかもしれません。ご兄弟・ご姉妹がいる場合は、ご兄弟・ご姉妹でもよいでしょう。そちらも難しければ、おうちの方が、一緒にがんばってあげましょう。
一緒にがんばる人の「目標」は勉強でなくても大丈夫です。今、自分ができないことを一つあげ、それに向かって、お子様と一緒に努力してあげてください。その過程では、「けテぶれ」を合言葉にしましょう。お子様にとってあなたは、「勉強をさせてくる、うっとうしい存在」から「一緒にがんばる仲間」に変わります。この構造の転換が、何よりも大切です。
より良く学ぶためには、より良く努力するためにはどうすればよいのか、という問いに対して、両者が向き合い、アイデアをシェアするのです。指導者も伴走者も、学習者を前から引っ張る存在ではありません。自分を動かすのは、あくまでも自分自身。そのとき、近くにいる自分の力で進む他者の存在が、学習者の主体性を刺激するのです。
「けテぶれの威力=(好きなノート+よい問題集)×一緒にがんばる仲間」
自分で勉強するとき、怖い監督が見張っている状況と、一緒にがんばる友達がいる状況、どちらの方がより良く努力できるかと考えれば、答えは明確ですね。 ぜひ、お子様と一緒に、「学びの海」での冒険を楽しんでみてください。
計画のやり方
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サポーターの方へ
「計画」のポイントは、「思ったことをそのまま書く」ことです。がんばる! といった感情を表す言葉だけでもいいのです。頭の中を自然に文字にすること。これができるようになれば「計画」の質は、テスト、分析、練習というサイクルの中で自然に高まっていきます。このとき「なぜけテぶれをやっているのか」「何を目指しているのか」という、けテぶれの目的と目標を常に意識させてあげることで、「計画」の内容が大きくブレることがなくなります。
テストのやり方
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サポーターの方へ
けテぶれを始めたばかりの子どもたちには、「まちがい=格好悪い」という意識が往々にしてあります。けテぶれでまず変えたいのが、この意識です。けテぶれの目標は「本番のテスト」で合格点を取ることです。本番で合格点を取るには、自分の「できないこと」に向き合う必要があります。それを見つけるため、「本番のテスト」の前に、自分で自分をテストするのです。
ゆえに、「まだ100点は取れなそうだけど、ひとまずやってみよう」という意識が、とても大切です。初めての内容でいきなりテストをやる意味はない…と思うなら、軽く学習をしてからテストをするのもOKです。
ただ、0点を取るかもしれないテストに向かっていけるメンタリティも、とても大切です。記憶は思い出そうとするときに強まると考えています。「完全に覚えてからテストをする」よりも、思い出す努力が必要なタイミングでテストをする方が、学習内容が効率良く定着するでしょう。
お子様の様子をよく見て、バツがたくさんつくかもしれない状態で、テストをしてみてください。そのバツを分析し、練習して、次の日もう一度テストをやってみれば、きっと一つや二つはバツが少なくなると思います。「やればできた」「ちょっと進めた!」という充実感が生まれるでしょう。子どもたちはどうしても、その瞬間のテストの結果に一喜一憂してしまいます。サポーターの方はその先を見て、支えてあげることができれば、子どもたちにとって心強いと思います。
1月14日(金)発売!
マンガでわかる けテぶれ学習法
自分なりのやり方を、 自分で見つけるから、勉強が好きになる!
「計画・テスト・分析・練習」、通称「けテぶれ」。このサイクルさえ習得すれば、「勉強が楽しく」「自分で学べる」ようになる。小・中学校で話題沸騰の勉強法が、マンガ×キャラの会話ですぐわかって一生使える!