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危険生物からの挑戦! 3択クイズ 第9問

◆こたえ◆

② アジアの森のサソリ

でした!


『角川の集める図鑑GET! 危険生物』82~83ページより


◆解説◆

チャグロサソリは東南アジアの森林にすむ夜行性のサソリで、昼間は倒木の下などにひそんでいます。毒ばりとはさみをもっていて、えものをとるときは、毒ばりよりはさみを使うことの方が多いです。毒は比較的弱く、人間が刺されても死ぬようなことはありませんが、刺されるととてもいたく、まひや呼吸困難を引き起こすこともあります。

そして本連載ではコラボ企画を記念して、特別にカワスイ飼育担当クルーの危険生物コラムをいただいています! 直接危険生物に触れている人だけが知っている、とっておきのお話です。

カワスイ飼育担当クルーが語る 危険生物のひみつ
チャグロサソリは1種ではない⁉

チャグロサソリはサソリ目コガネサソリ科に属し、ハサミと毒針を持つ危険生物です。サソリと言えば強い毒を持つイメージがあるかと思いますが、チャグロサソリの毒はあまり強くなく、刺されても死に至ることはあまりありませんが、まひや呼吸困難を起こすこともあります。基本的に夜行性で、日中は岩陰や木の幹などで休んでいます。

チャグロサソリは日本で「アジアンフォレストスコーピオン」と言う名前で呼ばれることが多いですが、実はこれらは東南アジアに生息するサソリの総称で、チャグロサソリ属のサソリ全体のことを指し、8種類ほど亜種がいると言われています。それぞれ見た目がとても似ているので、見分けるのはとても難しいです。

カワスイのチャグロサソリも日中は大人しくしていますが、餌を入れるといつの間にかなくなっており、日中でも見ていないときに動いているかもしれません。展示を始めてから動き回る姿は、まだ飼育担当クルーも中々見ることができていないので、見られたらラッキーかもしれません。サソリたちが動いていたら教えてください!


チャグロサソリ

ぜひ、“カワスイ×「角川の集める図鑑GET!」世界の危険生物展”でも、本物の危険生物を確認してみてください。6月30日(木)まで開催中です。イベント詳細はコチラから!


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