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危険生物からの挑戦! 3択クイズ 第7問

◆こたえ◆

③ 約5000倍

でした!


『角川の集める図鑑GET! 危険生物』後ろ見返しページより


◆解説◆

モウドクフキヤガエルは、ダニなどを食べて得たバトラコトキシンという毒をもち、1匹分の毒で10人もの人間が死ぬ毒性があります。これは青酸カリの約5000倍の強さにあたります。中央・南アメリカでは、伝統的な狩りに、モウドクフキヤガエルなどの強力な毒をもつヤドクガエルからとった毒をふき矢にぬりつけ、使います。

そして本連載ではコラボ企画を記念して、特別にカワスイ飼育担当クルーの危険生物コラムをいただいています! 直接危険生物に触れている人だけが知っている、とっておきのお話です。

カワスイ飼育担当クルーが語る 危険生物のひみつ
生物界最強クラスの毒

モウドクフキヤガエルは無尾目ヤドクガエル科に属する両生類で、「キイロフキヤガエル」という別名もある危険生物です。ヤドクガエルの仲間は200種類ほど存在し、全てが毒を持っていますが、モウドクフキヤガエルが持つ毒は、その中でも最強の毒と言われています。ヤドクガエルの派手な体色は「警戒色」で、「自分には毒があるぞ」と言うことを体色で周囲にアピールすることで、外敵に襲われないようにしています。しかし毒が強すぎるがゆえに天敵はほぼおらず、敵に襲われても逃げようとしません。唯一の天敵と言われているのは、毒に耐性のあるマイマイヘビ科のヘビのみになります。
カワスイで展示されている個体も、水槽真ん中に設置している水置き場で、威風堂々のたたずまいで、じっとしているところが見られると思います。



ぜひ、“カワスイ×「角川の集める図鑑GET!」世界の危険生物展”でも、本物の危険生物を確認してみてください。6月30日(木)まで開催中です。イベント詳細はコチラから!


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