「あれカツオノエボシっていう毒クラゲだぜ。前に海岸に打ち上げられたのをさわっちゃった女の子がいて、大変だったんだ。さわらなくて正解だぜ」とジェイクが思い出したように君に言った。
ボートにそなえてあった通信機器で救助の依頼をすませ、何事も起こらないようにみんなで静かに待った。
海上は多少きりがかかっているが気温はだんだんと高くなり、君は次第につらくなってきた。頭がガンガンする。
食料がないか荷物をあさるターゼンをジェイクが引きはがして、ソフィーが頭痛薬を見つけてくれた。
▶頭痛薬を飲む
▶水だけにする