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秘密結社ヤルミナティーの世界の1%しか知らないオカルト事典 第2回「13や666、これらは、 悪魔の数字なのか?」


都市伝説から陰謀論まで。人気オカルトYouTubeアニメ「秘密結社ヤルミナティー」の3人組が、知られざる世界の謎にせまる!
第2回は、「悪魔の数字」について。

13や666、これらは、悪魔の数字なのか?

 日本では4は「し」と読み、「死」に通じることから、忌み数として避けられる。
 同じように西洋では、13や666が避けられることが多い。
 悪魔の数字ともされるこの数字、なぜ、忌み嫌われるのか?



13は素数で使いにくい

 日本を含む漢字文化圏では、4を「し」と発音し、「死」に通じることから、不吉だとして忌避する数字、忌み数として扱われる。漢字発祥の中国においても、両者の発音は近いため、4は避けられる傾向がある。病院や旅館で下一桁が4になる数字を飛ばして部屋番号をふるなど、生活にも深く根差している。
 これに対し、西洋で忌み嫌われるのが13だ。なんとなく、キリストが磔刑にされたのが13日の金曜日だった、キリストを裏切ったユダが13人目の弟子だった、などという説があるのだが、それは間違い。キリストの磔刑の日付は不明だし、ユダは12人の弟子のひとりなので、ナンバリングして13になることはない。
 どうやら、時計やカレンダー、60進法で便利な12の次の数字で、しかも13自体が素数であることから、扱いにくく、いつしか忌み数になったのではと考えられている。先に13が嫌われ、そこにさまざまな理由がこじつけられた感じなのだ。
 これに対し、同じく忌み数で悪魔の数字ともされる666には理由がある。この数字は『新約聖書』の『ヨハネの黙示録』に獣の数字として示されているのだ。終末を示す黙示録中の数字なのだから、たしかに忌避されるのもわかる(※)。ただし、なぜ666なのかは不明で、ローマ皇帝のネロを指すのではないか、という説などがある。

豆知識
※『ヨハネの黙示録』には、7つの封印、7人の天使など、神の側を示す数に7が多い。その手前である6が、3連発で並ぶのは、たしかに不吉なイメージになる。

 

書籍情報

俺たちは操られているかも知れない!? この本だけのオリジナル怪異も収録
YouTubeで人気のオカルトアニメチャンネル「秘密結社ヤルミナティー」初の書籍化!
キリン、ブタのタブー、後輩のハックの3人組が、都市伝説、陰謀論、モンスター、危険スポットなど、身の周りから古今東西にいたるまで、闇の世界の謎とその真相に迫る。
オリジナル怪異も収録し、刺激的でこわ~い話が盛りだくさん!

もくじ
1章 世界の1%しか知らない!? 都市伝説
2章 本当にあった! 実話だったこわい話
3章 こいつに会ったら最後… 最恐モンスター
4章 闇に葬られし真実… 意味がわかるとこわい話
5章 背筋が凍る ヤルミナオリジナル怪異

 


著 秘密結社ヤルミナティー 監修 Plott

定価
1,430円(本体1,300円+税)
発売日
サイズ
A5判
ISBN
9784046053480

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「秘密結社ヤルミナティー」とは

チャンネル登録者180万人の考察系YouTuberキリンとPlottにより共同制作されたオカルト系YouTuberアニメ。
2020年2月にリリースされ、現在登録者数は約50万人を突破。
『秘密結社ヤルミナティー』は、世界征服のために色々な情報を集めているキリン、ブタのタブー、後輩のハックと一緒にYouTubeにて活動記録を配信中♪
ぜひチェックしてみてくださいね☆



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