怪盗レッド(28) 世界の終わりのプレリュード☆の巻
白里響探偵が無力化! これは、巨大な敵――タキオンとの戦いの前触れ!?
高校生だけど、すでに全国を飛びまわり、あらゆる事件、あらゆる人を助けつづけている名探偵・白里響。
疲れをためた響が、とうとう自宅で倒れるように休んでいた、その日――「事件」がおきていた。
「白里響の推理は、ヤラセだった。そのことを示す証拠」とする動画が、
ものすごいいきおいで拡散。
動画は最高レベルの出来で、「本物じゃない」ということが証明できないレベル。
さらに、拡散スピードも、おかしいくらいのはやさ。マスコミの反応も……。
ずっと警察が響に認めていた「特別捜査許可」の権利が停止されるという発表まで……!!!
一夜にして、これまでの実績や信頼のすべてをうしなった探偵・響。
アスカはまず、響のことがだいすきな妹であり、後輩の奏に胸をいためて…。
もちろん、響のことを知ってるからこそ、「あんな動画、ありえない」って信じているし。でもどうしたら???
するとケイが
「……これは、なにか大きな事件の準備段階かもしれない……あいつらの」とつぶやく。
あいつらって――タキオン!?
これは、響に会って、話をしてみるしかないよね!
2人は、響と直接話をするために、琴音さんの別荘へとむかって――!?
- 【定価】
- 858円(本体780円+税)
- 【発売日】
- 【サイズ】
- 新書判
- 【ISBN】
- 9784046323729