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優しい死神は、君のための嘘をつく

決して結ばれることのない、余命僅かな少女と死神の切ないラブストーリー。

◆あらすじ
「はじめまして、僕は死神です。君の魂をもらいに来ました。」病室で目を覚ました真尋は、ある日突然目の前に現れた死神から三十日以内に自分の命が尽きることを告げられる。今まで入退院を繰り返しずっと一人ぼっちだった真尋にとって、死ぬことは何も怖くない……はずだった。しかし不器用だけど優しい死神と日々言葉を交わすうちに、どんどん彼に惹かれている自分に気がつく。もっと生きたい。けれど、無情にも運命の日は訪れてしまう。そんな真尋に、死神は今までついていた“嘘”を告白しはじめる――。
これは決して結ばれることのない、余命僅かな少女と死神の切ないラブストーリー。

文庫版限定書き下ろし! 【番外編:君の手のぬくもり】を収録。

◆著者メッセージ
はじめまして、望月くらげです。
このたびは2020年に単行本として刊行された『優しい死神は、君のための嘘をつく』を文庫化していただけることとなりました。すごく嬉しいです。
重い心臓病で幼い頃から入退院を繰り返す真尋の元に、ある日彼女の命を奪いに死神がやってきて――というところから物語は始まります。真尋の恋心の行方、そして命の期日が来たとき二人が選ぶ運命とは……。
どうか最後まで見届けていただけると嬉しいです。よろしくお願いします。


定価
770円(本体700円+税)
発売日
サイズ
文庫判
ISBN
9784041142981

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