明日をくれた君に、光のラブレターを
「俺はずっと君のことが気になっていて、一度でいいから話してみたかった」
- 著者:小桜 すず
高2の藍原美月は親友の彼氏に叶わぬ片想いをし、悩む日々を送っていた。
ある日、美月は図書室で『こころ』に挟まった自分宛てのラブレターを見つける。
差出人の名前は「佐藤」、でも心当たりはゼロ。
不審に思いながらも返事を本に挟むと、翌日また手紙が!
こうして不思議な文通を繰り返すうち、「佐藤くん」は美月にとって大切な存在になっていくが――。
「藍原さんに、会いたい。」
手紙にこめられた想いと衝撃の事実がわかるとき、涙が零れる。切なさに包まれる感動作!
イラスト/ふすい
- 【定価】
- 704円(本体640円+税)
- 【発売日】
- 【サイズ】
- 文庫判
- 【ISBN】
- 9784041117897